これぞビストロ料理!
シャルキュティエールとはパテなどのお肉加工品を作る職人さんのこと。だから「お肉屋さん風」ですね。おソースに、パテの添え物に欠かせないコルニション(小さなきゅうりのピクルス)が入ります。
【1】
豚ロース肉は調理の1時間以上前に冷蔵庫から出し、常温にしておく。縮みを防ぐため筋を切り、表面に何か所かフォークを刺しておく。
たまねぎは繊維に沿って薄くスライスする。
コルニションは薄切りにする。
【2】
豚ロース肉の両面にしっかりめの塩、胡椒をする。フライパンを火にかけ、サラダオイルをひいて中火で豚肉の全ての面(立てて側面も)を焼く。
【3】
豚ロース肉を取り出し、冷めないようにアルミホイルで包んで温かいところに置いておく。
【4】
フライパンの余分なオイルを取り除き、たまねぎを炒める。途中で水(分量外)を少しづつ加えながら、薄い色めのキャラメリゼ色まで炒める。軽く塩、胡椒をする。小麦粉を加えて、小麦粉に十分火が入るまで炒める。
【5】
白ワインを加えて一度火を強め、アルコールを飛ばす。
【6】
水、コンソメキューブを加え、一度沸騰させたら弱火にして約5分煮込む。
【7】
小さめのボウルにマスタードを入れ、【6】の水分をレ―ドル1杯くらい入れて泡立て器でのばし、【6】に戻す。(マスタードが入ったら沸騰させないこと。沸騰させると分離してしまうので。)
【8】
無塩バターを入れて溶かし、コルニションのスライスを加える。必要なら塩、胡椒で味を整える。
【9】
豚ロース肉をアルミホイルから取り出し、食べやすく切って温めたお皿に並べる。【8】のソースをかけてサービス。
・スライスたまねぎは、ふわっとラップをして600Wレンジで約5分加熱、しんなりさせてからフライパンで炒めると時短になりますね。
・【4】の工程は「水、ワインなどを加えて、鍋に付いた煮汁や肉汁の旨味を溶かす」こと。デグラッセといいます。
名田 緑:イタリア、フランス料理の教室 LA CUCINA VERDE(愛知県 名古屋市昭和区 鶴舞)
単身イタリアに渡り、現地の料理学校や一般家庭の主婦からイタリア各地の料理を学ぶ。 帰国後、ル・コルドン・ブ…(全て読む)
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2025年4月18日 【ゴールデンウィーク期間中のお問い合わせについて】
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