柚子のコンフィチュール(柚子ジャム)のレシピ、作り方(名田 緑)

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柚子のコンフィチュール(柚子ジャム) 名田 緑先生

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パンにつけてもヨーグルトに添えても、お湯で割って柚子茶もいいですね。
ビタミンCいっぱいの柚子をまるごといただきましょう。
キチンと計量して作るから、絶対おいしくできますよ。
(2020.12.材料の分量を改定、計量が解りやすくなってます)

<材料>  分量:200mlのジャム瓶4個分くらい   調理時間:2時間

柚子
約1kg
グラニュー糖
【5】で計量した皮の2倍

作り方

【1】

柚子をタワシできれいに洗ってヘタを取り、
600Wレンジで30秒加熱(果汁が多く取れる)して、
水平に半分に切る。
ペティナイフなどの先で、種を取る。

【2】

果汁を搾り、濾しておく。
果汁は【5】で量った柚子の皮と同じ重さを使う。
(果汁は全部使いません!)
反対に果汁が足りない場合は、
柚子の皮と同じ重さになるまで水を足す。

【3】

種はお茶パック(破れないように二重にするとよい)に入れておく。
割れた種からは苦味が出るので、なるべく割れてない種を選ぶとよい。

【4】

皮の内側の薄皮と白いわたを、スプーンやペティナイフを使って丁寧に取る。できるだけ、白いわたの部分が残らないように取り除く。


【5】

【4】を千切りにする。千切りにしたものを計量する。
千切りの皮の2倍の重さのグラニュー糖を用意する。

【6】

千切りした皮をたっぷりの水から茹で、沸騰したら茹でこぼす。
これをあと2回(合計3回)繰り返して湯を切る。

【7】

鍋に【6】の皮、グラニュー糖、【2】の果汁を入れてよく混ぜる。
【3】の種入りお茶パックを入れて強めの中火にかける。
沸騰したら10分煮込む。途中、あくが出るので丁寧に取り除く。

【8】

10分たったら種入りお茶パックを取り出し、さらに10分煮込む。
少しお皿に取り、冷凍庫で急冷して仕上がり具合を確認する。
種のペクチンの効果でかなりとろみがつくので、熱いときにさらさらでも、冷めた状態でお好みのとろみになったらできあがり。


【9】

煮沸消毒した瓶に入れて完璧に脱気を施せば、
常温で6カ月保存できます。

【10】

冷えるとびっくりするほどとろみがつくので、作ったらお鍋の中で一晩おいて、
翌日とろみを確認してもいいかもしれません。
念のため種入りお茶パックは捨てずに、
できあがるまで冷蔵庫で保管してください。
瓶詰めに前に再度加熱してください。

★調理のコツ・ポイント★

・【1】で600Wレンジで柚子を温めるとかなりの果汁が取れます。絞り取れた果汁は453mlですが、千切りした皮は375gなので【7】で使う果汁は375mlです。
・グラニュー糖は750g使います。(千切りした柚子の皮375gの2倍)

このレシピへの感想

うっかりおっさん

うっかりおっさんさん

近所の方から大量の柚子をいただき、どうしようかな?と悩んでいて、早速レシピ通りに作ってみました!
友だちにもプレゼントしました。

きれいに作っていただいて、柚子もきっと喜んでます。ありがとうございました。まだ寒い日が続きますから柚子茶にしてもいいですね。わたしもこの冬の間にもう一回作りたいです。

名田 緑

レシピ制作者

名田 緑

名田 緑:イタリア、フランス料理の教室 LA CUCINA VERDE(愛知県 名古屋市昭和区 鶴舞)

■先生のプロフィール

単身イタリアに渡り、現地の料理学校や一般家庭の主婦からイタリア各地の料理を学ぶ。 帰国後、ル・コルドン・ブ…(全て読む)

■ネット予約可能なレッスン

2024年10月23日(水)   イタリア料理(地方のおそうざい)


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