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年末の整え──冬至の日、娘と京都へ
光が戻る節目に、祈りと学びの旅 目次 年末の整え──冬至の日、娘と京都へ 光が戻る節目に、祈りと学びの旅 |前日のお昼過ぎに出発、夜の京都へ |今回の京都は「娘の学び」がテーマ |金閣寺(鹿苑寺)──冬至に鐘をつくということ |北野天満宮──受験と、記憶の重なり |大雨の二条城、そして精進料理へ |食で整える、心と体 |おわりに──冬至の京都で思ったこと ▶ 安藤千英公式 レッスンのご案内 目次を開く
冬至の日。
一年の中で、いちばん夜が長く、ここから少しずつ光が戻ってくる節目の一日。
今年の冬至は12月21日。
正確には、22日の正午が切り替わりのタイミングだったそうですが、(正確には2025年12月22日月曜日 0:03)
私はその流れに寄り添うように、娘と京都へ向かいました。
|前日のお昼過ぎに出発、夜の京都へ 出発は前日のお昼過ぎ。
クビンスで搾ったジュースをボトルに入れ、軽い荷物で新幹線に飛び乗りました。
本来は日帰りの予定だった京都。
けれど
「どうせだったら、京都で少しゆっくりしたいね」
そんな気持ちが自然と湧いてきて、前日から京都に入ることにしました。
夜の京都に到着し、最初の食事は川床のお店でいただいた手まり寿司。
華やかさの中に静けさがあって、旅の始まりにちょうどいい夜でした。
|今回の京都は「娘の学び」がテーマ これまで何度か京都を訪れ、その時々のテーマに合わせて巡ってきました。
今回は、娘が学校で習ったことをきっかけに、
「実際に行ってみたい」と思った場所へ。
下の娘は、3歳くらいの頃にも京都に連れてきたことがありますが、もちろんその頃の記憶はほとんど残っていない様子。
だからこそ今回は、“自分で選んで、学びながら歩く京都”です。
10年前の娘との京都旅
|金閣寺(鹿苑寺)──冬至に鐘をつくということ 最初に訪れたのは、世界文化遺産の金閣寺(鹿苑寺)。
ここでは鐘つきの体験をさせていただきました。
お寺の方にやり方をレクチャーしていただき、静かに呼吸を整えて鐘をつくと、
「ゴーン」という深い音が境内に響き渡ります。
その音とともに、この一年に溜まっていたものが、すっとほどけていくような感覚。
心が静かになり、平和を祈る時間になりました。
ふと、大昔はこの冬至を境に一年が始まるとされていたことを思い出しました。
そう考えると、この12月21日に鐘をつくこと自体にも、どこか意味が宿るような気がして。
祈る、というよりも、静かにリセットされていく時間でした。
そして目の前に現れた金閣寺の姿に、娘は教科書で見た建物がそのまま現れたことに大興奮。
境内には、弘法大師が彫刻したとされるお不動堂様も祀られており、凛とした空気が流れていました。
|北野天満宮──受験と、記憶の重なり 次に訪れたのは北野天満宮。
今回同行した娘が中学受験を控えているため、その祈願に足を運びました。
北野天満宮といえば、天神さまの総本社である北野天満宮。
太宰府と同じく菅原道真公が祀られています。
梅を愛した道真公ゆかりの地には、太宰府同様、境内に梅が沢山蕾をつけていました。
「撫牛(なでうし)」も有名で、頭を撫でると知恵を授かるそうです。
太宰府天満宮といえば、福岡を代表する観光地でもありますが、長女が小学生の頃、学校が近くだったため月に一度は訪れていた神社。
受験の際も一緒にお参りし、絵馬に願いを込めた時のことを懐かしく思い出しながら、13歳ちがいの下の子の姿を見ていました。
長女の太宰府での祈願の時と現在の次女
|大雨の二条城、そして精進料理へ その頃からちょっと雨が激しくなってきて、今回のメインの場所はとりあえず2つ行けたので、後はゆっくり回ろうかと思いながら、その足で二条城へ向かいました。
家康についても調べたりしていたので、ちょうどいい歴史の勉強になるなぁと思っていたのですが、ほんとに尋常じゃない位の大雨。
ほぼ泳いだ記憶しかありません。笑
そこから予定していた精進料理をいただくために智積院茶寮桔梗へ移動。
体も寒くなってきていたので、少しゆっくり過ごしました。精進料理をいただき、またまた体も心もリセットし、静かに京都の旅を終えることができました。
智積院茶寮桔梗にて精進料理
|食で整える、心と体 旅の最後に感じたのは、整えるというのは、何かを足すことではなく、
本来のリズムに戻ることなのかもしれない、ということでした。
鐘の音に心が静まり、祈願で気持ちが定まり、
そして食が、冷えた体をゆっくりゆるめてくれる。
忙しい年末ほど、気づかないうちに呼吸が浅くなってしまうけれど、
こうして一度立ち止まって、静かな時間を持つだけで、心と体の順番が揃っていくのを感じました。
今年の終わりに向けて、少しずつ整えていく。
慌ただしく過ぎたこの一年,どうしてもリセットしたくて,この年末に京都を訪れたくなりました。
日々積み重ねが、来年の自分を助けてくれる気がします。
|おわりに──冬至の京都で思ったこと 冬至は、ここからまた光が戻っていく節目。
雲の向こうでも、夜の底でも、光は少しずつ生まれ直していく。
大昔は冬至を境に一年が始まると考えられていたとも言われます。
そう思うと、12月21日に鐘をついたことも、娘と祈ったことも、
ただの旅ではなく、静かな“はじまり”だったのかもしれません。
今年残りわずかとなりました。
ロースイーツマイスター上級クラス、発酵レッスンがまだまだ今週は続きます。
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ローショコラティエ協会本校
料理教室&LAB東京主宰
クスパ公認インスタアンバサダー
ELLEgourmet専門料理家
わかさ出版web”カラダネ”、発酵美、オリーブオイルライフなどコラムやレシピ執筆
現在までに40冊の本や雑誌に掲載
ローショコラティエ協会代表理事
ローフード国際プロデューサー
発酵専門家として活動中