薬膳&郷土料理|心身を整えるセルフケア「養生ごはん」|自分らしく生きたい人を応援します♪
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最近話題の発酵食「みりん粕」をご存知ですか? みりん粕は、みりんを作る過程で出る粕のこと。栄養価が高く、さまざまな効能が期待できる食材です。 そこで今回は、みりん粕の特徴や効果、酒粕との違いや購入場所と共に、みりん粕を使ったレシピとして「甘酒」や「そのまま食べる」方法についても紹介します。 おいしい発酵食・みりん粕を、ぜひ日常の食事に取り入れてみてくださいね。 〇この記事を書いた人...…薬膳と郷土料理の研究家 松橋かなこ ↑ 無料メールマガジン(週1~2回配信)をお届けしています。ご希望の方はこちらからご登録ください。 みりん粕の特徴と栄養・効果 みりん粕は、みりんを仕込む時に発生する副産物のこと。 原材料を混ぜてもろみを作って搾った液体がみりん、粕になるのがみりん粕です。見た目が満開の梅の花にも似ていることから「こぼれ梅」と呼ばれることも。 みりん粕には、ビタミンやアミノ酸、レジスタントプロテイン(※)が多く含まれています。腸内環境を整える働きのほか、便秘解消やコレステロール値の改善にも効果が期待されています。 ※レジスタントプロテイン……食物繊維と似た働きをするタンパク質の一種。消化されずに腸まで届いて排出されるため、整腸効果や疲労回復コレステロール値改善などが期待されている。 みりん粕と酒粕の違いは? みりん粕と酒粕の大きな違いは「甘み」です。 みりん粕はみりんを作る過程で生まれる粕であるのに対して、酒粕は日本酒を作る際にできるものです。 みりん粕は、 発酵過程で糖分が多く残るため、甘みがあります。 みりん粕はどこで手に入る? みりん粕は、スーパーなどではなかなか見かけない食材かもしれません。 私は、オンラインショップや自然食品店などで購入することが多いです。 みりん粕の食べ方・レシピ紹介 ここでは、みりん粕の食べ方として「甘酒」と「そのまま食べる」方法をご紹介しますね。 【食べ方1】みりん粕で作る甘酒 一般的な甘酒は、米麹を使ったもの、または酒粕で作るものが多いですが、みりん粕で甘酒を作るのもおすすめです。 素材自体に甘さがあり、少し変わった味わいが楽しめます。 材料( 作りやすい分量) みりん粕 50g 水 200ml 砂糖やはちみつなどの甘味料(お好みで)適量 作り方 1.みりん粕を水で溶かし、よく混ぜてから中火で温める。 2.ひと煮立ちしたら、お好みで甘味料を加えて味をととのえる。 (お好みですりおろした生姜を加えるのもおすすめ) 【食べ方2】みりん粕をそのまま食べる みりん粕はそのまま食べてもおいしいです。ただし、アルコール分が8〜10%残っているので、お酒に弱い方や妊娠・授乳中の女性は注意してください。 少量をそのまま食べることで、みりん粕の風味をダイレクトに楽しめます。 みりん粕をおいしく味わって健やかに過ごそう 話題の発酵食「みりん粕」は、ビタミンやレジスタントプロテインが豊富に含まれています。 また、甘酒やそのまま食べる方法などで手軽に楽しむことができるのも大きな魅力です。 ▼ 食事でで心身を整えたいという方へ。期間限定で「養生ごはん無料動画講座」をプレゼントしています(体質チェックシートなど3大特典付き)。 1カ月でご登録100名以上!「食事を見直したい」という方は、下の画像をクリックしてぜひお受け取りくださいね。 みりん粕を見つけたら、ぜひ手にとって味わってみてくださいね。 話題の発酵食をおいしく食べて、身体の内側から健やかに過ごせますように。
病弱な幼少期を過ごすなかで、食養生に助けられて成長する。
薬膳と郷土料理、おばあちゃんの知恵の学びを深めて、2014年から「養生ふうど」として活動スタート。「食事で心身を整えて、自分らしく生きたい」という人を応援している。
カフェメニューの監修や健康食品のレシピ開発、ヨガや助産院とのコラボイベントのほか、メディアでの執筆多数。
国際薬膳師で、一児の母。趣味は旅とヨガ、ただボーッとするのも好き。