チェコのワイナリー②～モラヴィア産地

パンとワインと旬菜料理の教室 さくらキッチン  パン、チーズ、ワイン、 旬の素材を生かした体に優しい お料理の教室です🍽🥖       　*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･''･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･* 2025年１月末から２月末まで チェコの首都プラハに滞在していました。 その滞在記です。   　*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･''･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*     プラハ滞在で感動したことは数知れずだけど、そのトップ３にあげられるのがワインの美味しさです🍷 日本ではなかなかお目にかかれないチェコワインは、生産量は世界全体でみるとごくわずか。しかも国内消費がほとんどで輸出量もごくわずかです。 しかしながら共産主義国家であったときは停滞していたワイン産業も30年ほど前から再開し、ここ10年ほどで目まぐるしい発展をとげているとのこと。 日本でも注目される日は近いのかなとひそかに思っています😁   「チェコのワイナリー①～ボヘミア産地」でも書きましたが、チェコのワイン産地は大きく分けて２つ。  
ひとつはチェコの南東に位置するモラヴィア産地。
チェコワインの9割以上がここで生産されています。
このあたりはフランスのシャンパーニュ地方と同じくらいの緯度。
 
もうひとつがボヘミア産地で、プラハから車で1時間くらいでいけるところ。
残りの1割弱の生産量。
ここはヨーロッパの中でも冷涼な産地でドイツのラインガウあたりと同じ緯度です。
 
２月上旬にボヘミアのメルニツカ地区のワイナリーを訪れ、わずかながらチェコワインの現地情報を得ることができたけど、その後、プラハのカルリーン地区にあるナチュラルワインバーVeltlinでモラヴィアのナチュラルワインを飲んだら、どうしても現地に行ってみたくなってしまいました。
 
Veltlinは、チェコだけでなくオーストリアやスロヴァキアなど中央、東ヨーロッパを中心としたナチュラルワインが飲めるワインバー🍷
通いたいほど好みのワインばかり
（滞在中もう一度行きたかったなあ。。。）
 
そこで飲んだモラヴィアのナチュラルワインの生産者、ヤロスラブ・オセチカ、ミラン・ネスタレッツの産地は、Google mapで調べると2～3キロの距離感！
その近くには、プラハの大手ワインショップでもよく見るセドラークもあるとわかり、妹家族を巻き込んでBrno観光＆モラヴィアワイン旅行を計画。
2月最後の週末に行くことになりました。
 
ですが、妹の上の娘ちゃんがインフルエンザにかかってしまって断念
私もあきらめていたけど、妹に「一人で行って来たら？」と言われ、帰国2日前にひとり弾丸日帰りで行くことになった次第です😅
 
前置きがだいぶ長くなってしまいましたが、日帰りなので当日は早朝に出発！
プラハ中央駅からレジオジェットという特急でPrahaに続きチェコ第二の都市と呼ばれるBrnoへ向かいました🚅
 
片道8.9ユーロ
日本円で1500円くらいでした
この日は温かくなる予報だったけど、朝はとにかく寒い❄️
そしてプラハ滞在中初の長距離列車🚅
ヨーロッパの長距離列車はなんだかコワイイメージしかない。。。
ホームは薄暗くてなんだかコワいし、ちゃんと電車が来るか不安だし、うろうろそわそわしながら電車を待ってました😅
 
そして無事に乗車🚅 ちょっと遅れたけどほぼ時間通りに出発💨 プラハはトラムも地下鉄もほぼ時間通り。 ストや遅延が少ない印象です😌  
出発してほどなくして車掌さんが乗車券のチェックに🧑‍✈️
と同時にミネラルウオーターが配られたんです😍
電車賃はそんなに高くないのになんて素敵なサービスなの～✨と感動🥹
 
座席もきれいで快適😍
 
そしてトイレもキレイで感激！
なんならおしゃれ
思わず写真を撮ってしまった（笑）
 
 
そして2時間半ほどでBrno中央駅に到着🚅
Brnoと名のつく駅がBrno中央駅のひとつ手前にもあって、実は私はそこまでしかチケットを買っていなかったことが乗車中判明！
チェコはキセルがものすごく厳しくて罰金も高額！
焦ったけど、無事についちゃいました
 
観光地で有名なBrno⛪️
10分も歩けば名所に行けるけど、私の目的はここからさらに、電車、バスを乗り継がなくてはならず、
残念ながらBrnoをふらふらする時間はありません🥲
乗り継ぎ電車に乗るまでの数十分
駅の外に出てみたり、
駅舎内をうろうろしてみたり、
少しでもBrnoを満喫しようとしながら、乗り継ぎ電車のホームの案内表示がでるまでそわそわしてました😅
 
2時間に一本しかない電車に乗らなければならないので、もーどきどき😣
 
 無事に乗れて、いったんBrnoとおさらば
 
   
向かった先はPodivinという駅🚉
ここからさらにバスで20分くらい移動したところに気になるワイナリーが点在しているので、帰りの電車をチェックしてバスに乗り込みました🚌
 
Google mapを頼りに乗り継いで来たけど、何も得るものがなかったら悲しい。。。
下車したら必死に自分の足で移動です。
 
最初の目的地はヤロスラブ・オセチカ
帰りのバスの本数も少ないので時間がない
バス停から小走りで向かったものの、住所と一致した場所は普通のお宅。
どうやら事務所だったらしい（涙）
  あーなんてこった。。。
と落ち込んでいる場合ではない。
あきらめて次の目的地へ。
小走りでセドラークへ
走れる体力に感謝
プラハのワインショップやカフェでも飲めるセドラークのワイン🍷 醸造所の規模はそれほど大きくない印象。 4代にわたり続く家族経営のワイナリーです。
醸造担当の方にお話を伺いました。
10年ほど担当しているとのこと。
ここで働く前はいろんなワイナリーで勉強したとのこと。
突撃訪問だったけど、快くご案内くださって感謝
でも英語があまり通じなくて、聞きたいことがきけずもどかしい。
（私の英語も怪しいもんで。。。）
 

  伺ったときはお掃除中でした。
2006年に近代化された設備はとても清潔に保たれていました。
 
赤ワインはツヴァイゲルトレーベやメルロー、フランコフカ（ブラウフレンキッシュ）、ピノ・ノワールなど
白ワインは、リースリング、ソーヴィニヨン・ブラン、グリューナーフェルトリナー、シャルドネなど
これらの品種の栽培は土地に合っているとのこと。
伝統を守りながら、自然を敬い、基本に忠実にワイン造りを行っているとのことでした。
 
セドラークを後にし、3キロ離れたミラン・ネスタレッツへ。
Google mapによると徒歩40分とか出てくるけど、3キロなんて朝ランの距離にも及ばないわと強気で向かいました（笑）
常に帰りのバスと電車の時間を気にしなくてはならなかったけど、向かった先では素晴らしい人とワインに巡り合うことができたのです

（続く）
   
 
 　*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･''･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*
 
4月12日（土）14時～16時に
レコール・デュ・ヴァンにて
チェコワインや食についての講座を開講します！
チェコワインと食文化
 
ご興味ありましたら
是非ご予約をお待ちしております
 
　*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･''･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*
    さくらキッチン 公式LINE     最新のレッスン情報などお届けいたします。   お友達追加いただけたらうれしいです。   よろしくお願いします😊               Instagram📷   さくらキッチン🍷🥖