食べても太れない女性へ|やせすぎ体質を薬膳で改善する“健康的な太り方”

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最終更新日:2025/5/6

養生ふうど(愛知県名古屋市昭和区・瑞穂区)

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食べても太れない女性へ|やせすぎ体質を薬膳で改善する“健康的な太り方”
2025/6/27 16:00 UP

「しっかり食べているのに体重が増えない」「やせすぎが気になるけどどうすればいいかわからない」。 オンラインで個別相談や長期講座などを開催していると、そんなお悩みをよく聞きます。 私も以前は、やせすぎ体質に悩み、薬膳を通じて体質改善に取り組んできた経験があります。 この記事では、薬膳の視点から無理なく自然に体重を増やすヒントをお伝えします。 ↑「食事で心身を整えたい」という女性に向けて、養生ごはん無料動画講座をプレゼント中!ご希望の方はこちらからご登録ください。 太れない女性に共通する体質的な理由 太れない人によく共通しているのは「胃腸の弱さ」。薬膳の元になる中医学だと「脾気虚(ひききょ)」と呼ばれることもあります。 「脾(ひ)」は消化吸収の要。脾が弱いと、食べたものを栄養に変える力が落ちてしまいます。その結果、栄養が身にならず太ることができないのです。 では、こうしたタイプの人が「(増量のために)カロリーの高いものを食べる」とどうなるでしょうか。 このブログをお読みの方の中には、「高カロリーなものを食べれば自然に太るかも…」と思って、揚げ物やスナック菓子などを食べた経験がある人も多いかもしれません。 多くの場合、消化ができず、胃もたれや腹痛の原因になって、その結果、太るどころか逆に痩せてしまう…。こうした負のスパイラルに陥ってしまうのですよね。 こうやって書いると切に思うのですが、「健康的に太る」ということは、簡単そうに見えて案外難しいものです(自身の経験からも実証済です;;)。 わたし自身の体験:やせすぎから体質改善、そして食の活動、出産&子育てへ 私は30歳を過ぎた頃、仕事の忙しさやストレスで身長159㎝・体重37kgまで落ち、食欲も徐々に減っていきました。 最後は、小さなおにぎりを食べるのがやっとの状態に。そんな中、薬膳や食養生を本格的に学び始め、半年~1年かけて体調を整えていきました。 (私の場合は、気の巡りを良くする食事を意識することで食欲が回復し、自然に体重も増えていきました。) その後、国際薬膳師の資格を取得し、知人に声をかけてもらったのがきっかけで、2014年から「養生ごはん教室」をスタート。 教室は対面・オンラインの両方で開催するようになり、延べ1200人以上の女性に養生ごはんをお伝えしてきました。 また、ご縁に恵まれて、カフェメニューの監修やレシピ開発、記事執筆にも携わり、企業や行政などさまざまな主体とコラボをしてきました。 現在は一児の母として子育てをしながら、食の活動を健やかに続けています。 こうした経験を経てたくさんの女性と接するなかで「食事を見直すこと」「食事で心身を整えること」の大切さを、毎日のように感じています。 薬膳的アプローチで自然に体重を増やすポイント では本題に戻って、痩せすぎの人が「健康的に体重を増やしたい」と思ったときに、どうすればいいのでしょうか。 ここでは、私自身が実践した方法をいくつかご紹介しますね。 1. 胃腸をいたわる「温める食べ方」 冷たいもの・生ものは控えめに。温かいスープやおかゆ、蒸し野菜など、胃腸にやさしい調理法を意識しましょう。 2. エネルギー(気)を補う食材 米、山芋、かぼちゃ、豆類、鶏肉、魚など、気を補う「補気(ほき)」の食材を取り入れて。 3. エネルギー(気)を巡らせる食材 (私のように多忙やストレスで巡りが悪くなっている場合は)、気を巡らせる香りのよい食材を意識的に取り入れて。 4. 消化力が落ちる時間帯を避ける 夜遅い食事や間食のしすぎは、かえって胃腸に負担をかけます。朝と昼を食べる習慣をつけましょう。 5. 甘酒やスープなど「食べやすく栄養があるもの」 特におすすめなのが、甘酒(ノンアルコールの米麹タイプ)や根菜のスープ。小食の方でも無理なく取り入れられます。 おすすめメニュー例 雑穀入りおかゆ(きびや黒米などお好みで) かぼちゃと山芋のポタージュ 黒豆となつめの煮もの 甘酒ミルク(豆乳やオーツミルクを使って) これらは、胃腸を整えながらエネルギー(気)や血を補ってくれる食材です。 太ることを目的にせず、「整える」ことで自然に変わる 太れない原因は「努力が足りないから」ではありません。体質や日々の食べ方に必ず改善のヒントがあると思っています。 薬膳や食養生の知恵を取り入れて心身を整えていくと、全身の巡りがよくなり、気づけば「ちゃんと食べられる」「疲れにくくなった」「体重が安定してきた」と感じられるようになります。 ▼ 食事で心身を整えたいという方へ。期間限定で「養生ごはん動画講座」を無料プレゼントしています(体質チェックシートなど3大特典付き)。 1カ月でご登録100名以上!「食事を見直したい」という方は、下の画像をクリックしてぜひお受け取りくださいね。 無理なく、心地よくーー。そして、「太る」ことではなく、「整える」ことを目的に。 心身の不調を感じたときは、食事を見直すタイミングです。ご自身の心身と、ゆるやかに向き合ってみませんか?

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先生情報
松橋 かなこ
松橋 かなこ
薬膳と郷土料理の研究家   神奈川県出身

病弱な幼少期を過ごすなかで、食養生に助けられて成長する。

薬膳と郷土料理、おばあちゃんの知恵の学びを深めて、2014年から「養生ふうど」として活動スタート。「食事で心身を整えて、自分らしく生きたい」という人を応援している。

カフェメニューの監修や健康食品のレシピ開発、ヨガや助産院とのコラボイベントのほか、メディアでの執筆多数。
国際薬膳師で、一児の母。趣味は旅とヨガ、ただボーッとするのも好き。

教室からのお知らせ

2025/5/6

ご要望にお応えして…オンライン特別講座「はじめての梅しごとと胃腸ケア」を5/21(水)10時~特別価格で開催します!これまでさまざまなメディアで、梅仕事の魅力やレシピをご紹介してきました。読者の方からのよくある質問にお応えしながらの、少人数の講座です。「梅しごとを始めてみたい」という方は、ぜひご参加ください。

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https://yojofudo.com/2025/04/24/ume-work/

2025/1/16

【最近の人気ブログ記事】キャベツの価格高騰が続き「代用できる野菜は?」の質問が多く寄せられています。お好み焼きや焼きそば、ロールキャベツなど代表的な料理を作るときの「キャベツの代わりになる野菜」についてブログ記事を書きました!


▼「キャベツの代わりになる野菜」記事はこちらから
https://yojofudo.com/2024/12/29/cabbage/
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2024/10/28

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