春の味覚!イタドリのジャムの作り方・レシピ

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最終更新日:2025/3/24

養生ふうど(愛知県名古屋市昭和区・瑞穂区)

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春の味覚!イタドリのジャムの作り方・レシピ
2025/4/15 8:59 UP

春の野山に自生する「イタドリ」という山菜をご存知でしょうか。 独特の酸味があるイタドリは、一般的には「塩漬け」など料理に使うことが多いですが、実はジャムにするのにもおすすめです。 そこで今回は、イタドリの下処理方法と、イタドリを使ったジャムの作り方・レシピを紹介します。 自然の恵みで保存食を作って、春の味覚を楽しんでみませんか。 〇この記事を書いた人...…薬膳と郷土料理の研究家 松橋かなこ ↑「食事で心身を整えたい」という女性に向けて、7日間の養生ごはん動画講座を無料プレゼント中!ご希望の方はこちらからご登録ください。 イタドリとは|栄養成分と薬膳的効能 イタドリは、タデ科の多年草。日本各地の山や道端に自生し、春には若い茎の部分を山菜として食べることができます。 少し変わった名前のイタドリ。名前の由来には「痛みを取る」という説があり、古くから民間薬としても使われてきました。 薬膳的には、イタドリには以下のような効能があるとされています。 利尿作用(水分代謝を促す) 抗炎症作用(腫れや痛みを和らげる) 整腸作用(腸内の老廃物を排出) 栄養成分としては、ビタミンCやカリウム、食物繊維、ポリフェノールの一種である「レスベラトロール」が含まれています。 特に抗酸化作用が注目されていて、美容やエイジングケアを意識する方にもおすすめの山菜です。 イタドリの下処理方法|酸味の抜き方、生で食べられる? イタドリはそのままだと非常に酸味が強いため、料理やジャムにするには適切な下処理が欠かせません。 ここでは、下茹でやアク抜きなどの方法をご紹介します。 イタドリの下処理方法 収穫したイタドリは、まず表皮の筋を取り除きます。特に、大きく育ったものは、筋が固く残るため、しっかりと取り除くようにしましょう。 その後、熱湯でさっと茹でて(色止め&あく抜き)、水に数時間~ひと晩さらします。少し味をみて、酸味が適度に抜けていればOKです。 イタドリは生食できる? イタドリを生でかじると、レモンのような強い酸味があります。シュウ酸が多く含まれているため、基本的には加熱して食べるのが安全です。 下茹でや加熱調理を行うことで、シュウ酸の含有量も軽減できます。 イタドリのジャムの作り方・レシピ|ルバーブのような絶品ジャム 下処理したイタドリは、ジャムにすると甘味と酸味の絶妙なバランスが楽しめます。 パンやヨーグルトはもちろん、お肉やお魚料理のソース代わりにも使えます。 材料(作りやすい分量) 下処理済みのイタドリ…200g てんさい糖…100g(イタドリの重量の半分、お好みで調整)*すぐに食べ切る場合は減らしてもOK レモン果汁…大さじ1 水(必要に応じて/なくてもOK)…大さじ2〜3 作り方 1.下処理済みのイタドリを細かく刻む(繊維に沿ってカットすると食感がよくなります)。 2.鍋にイタドリ、砂糖を入れて、水分が出てくるまで待つ。(水分が少なければ少量の水を加えて)弱火で煮る。 3.アクが出てきたら取り除きながら、15〜20分ほどコトコト煮詰める。 4.とろみが出てきたらレモン果汁を加え、さらに5分煮て完成(冷めたら、フードプロセッサーなどでペースト状に粉砕してもOK)。 5.清潔な瓶に詰めて保存する(冷蔵保存で1~2週間はおいしく食べられます)。 イタドリジャムは「ルバーブジャム」にもよく似ている イタドリジャムは、フランスでは定番の「ルバーブジャム」にもよく似ています。 というのも、イタドリもルバーブも同じタデ科の多年草です。ジャムに加工したときの味がそっくりなのも、納得ですね! イタドリがたくさん手に入ったら、ルバーブのレシピを参考にして、いろんな料理を作るのも面白いかもしれません。 旬のイタドリでおいしいジャムを作って楽しもう 自然の中で見つけたイタドリが、手をかけておいしいジャムになったときの喜びは格別です。 イタドリなど旬の食材と向き合う時間は、“心身の癒し”にもなります。 ▼ 食事で心身を整えたいという方へ。期間限定で「養生ごはん動画講座」を無料プレゼントしています(体質チェックシートなど3大特典付き)。 1カ月でご登録100名以上!「食事を見直したい」という方は、下の画像をクリックしてぜひお受け取りくださいね。 春の味覚・イタドリが手に入ったら、ジャム作りを楽しんでみてはいかがでしょうか。 自然の恵みを上手に取り入れて、健やかに過ごせますように。

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先生情報
松橋 かなこ
松橋 かなこ
薬膳と郷土料理の研究家   神奈川県出身

病弱な幼少期を過ごすなかで、食養生に助けられて成長する。

薬膳と郷土料理、おばあちゃんの知恵の学びを深めて、2014年から「養生ふうど」として活動スタート。「食事で心身を整えて、自分らしく生きたい」という人を応援している。

カフェメニューの監修や健康食品のレシピ開発、ヨガや助産院とのコラボイベントのほか、メディアでの執筆多数。
国際薬膳師で、一児の母。趣味は旅とヨガ、ただボーッとするのも好き。

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2025/1/16

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