さいたま市浦和区にある料理教室です。食で身体を整え、ご機嫌な毎日を~(^^♪
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私の義理の母は裏千家の茶人でした 茶道が本当~に好きで学び続け たくさんのお茶道具を残したまま 2年前に他界しまして そういえばアタクシも 嫁にきて数年は茶道をカジリましたっけ や、「かじらされた」が正解⁉️ 残された茶道具たち お茶っていっても 『茶碗』だけではないのでアリマス 『茶杓』お茶を入れる『棗』 『掛け軸』に『花入れ』に『水差し』『炉縁に窯に・・・。って
母にとっては宝物でしたが とうていアタクシには活用できず これをどうしよう?と悩み。。。 そこで半年前に思い切って 道具を使ってくださる先生に 全て引き取って頂いたのですが それでもずっと気になっていました もし母が生きていたら残念に思うかなーと。。
そんな中 とても嬉しい事があり
茶道具を引き取って下さった先生から
「12月14日の赤穂浪士の討ち入りにちなんだ
『討ち入りの茶事』をするのでいらっしゃいませんか」と、お招きを頂いたのでアリマス
当日
茶室の床間を飾っていたのは
母の持ち物だった『大石内蔵助の掛け軸』で
遠目に『ピカチュウ』に見えた私には
やはり使えない。。
そうそう。そういえば、
この掛け軸を巡って
生前の義理母と息子(夫)が、
息子「ど~せそんなの偽物に決まってんだろ~」
母「あら本物よ!」と
楽しそうにやりとりしていたことがあり
今となってはそんな光景も懐かしく
その掛け軸を目にした時
ウルりと来そうになりました
茶事には
母が気に入っていた茶碗や棗を使って頂き
その背景や価値について説明して下さったりと
なんだか得意げな義理母の顔が目に見える様で
はじめて
「これでよかったんだな」と感じました
「人をもてなすこと」は
どんな事が相手に感動を与えるかを
想像する事なんだなぁと
先生の茶事を通じて感じた1日でした
ではではみなさま〜
いつもblogを読んで下さり
ありがとうこざいます
田村魚菜学園で料理を学び、料理研究家に師事。
後に代官山「イルプルーシュルラセーヌ」で洋菓子を学ぶ。
ケーキ店・カフェ・大手クッキングスタジオ勤務ののち
自宅キッチンにて料理・紅茶・お菓子教室をスタート(2015年)
2022~2024年に栄養専門学校へ通い
2024年栄養士資格取得