ビタミンB1をムダにしない食べ方とは?〜体力が続かない45歳女性が見直すべき栄養習慣〜

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最終更新日:2025/6/5

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ビタミンB1をムダにしない食べ方とは?〜体力が続かない45歳女性が見直すべき栄養習慣〜
2025/6/17 14:57 UP

朝起きても体が重くて、旅行に行った次の日はぐったり。
仕事で少し歩き回るだけで息が切れ、
風邪を体力の回復に時間がかかるーー。 そんな自分に「年齢のせいだから仕方ない」と言い聞かせながらも、本当は何とかしたい。
でも、仕事や家事で毎日がバタバタしていると、運動もサプリも長続きしない。 もし、「食べ方」をちょっと工夫するだけで、エネルギーが持つ体になれるとしたらどうでしょう? この記事では、ビタミンB1という栄養素に注目し、
「ムダにしない摂り方」と「実際の体力に差が出る食事習慣」を、
科学的な根拠とともにわかりやすく解説します。 こんな方におすすめ 旅行のあと、数日疲れが取れない 忙しく動いた翌日、体がだるい・眠い 風邪の治りが遅くなった気がする 食事で体調を整えたいけど、何をどう食べればいいかわからない ビタミンB1不足が引き起こす「エネルギー切れ」 ビタミンB1は、体の中で糖質をエネルギーに変えるために欠かせない栄養素です。
特に脳や神経、筋肉など「エネルギーを多く使う部分」に必要とされます。 ところがこのビタミン、体に貯めておくことができず、尿としてすぐに排出されてしまいます。
さらに、ストレスや過労、風邪などで消費も増えるため、 “年齢とともに疲れやすくなった”
“寝ても体力が回復しにくい” といった悩みの裏には、このビタミンB1不足が潜んでいることが少なくありません。 厚生労働省の推奨量では、45〜49歳女性の1日あたりのビタミンB1の推奨量は1.1mg。
しかし実際の平均摂取量は、それより少ないケースが多いのが現状です。 ビタミンB1を「効かせる」ために必要な組み合わせとは? 「豚肉は疲労回復にいい」と聞いたことはありませんか?
その理由は、豚肉(特にヒレ肉やもも肉)が、食品の中でもトップクラスのビタミンB1含有量を誇るからです。 しかし、ただ豚肉を食べるだけでは、体にとって十分に“使える”状態にはなりません。
ここで重要なのが「吸収を助ける組み合わせ」です。 香味野菜との相乗効果 ビタミンB1の吸収率を高めることで知られているのが、 ニンニク・玉ねぎ・ニラ・ネギなどに含まれる「アリシン」という成分です。
共通したあの風味というか臭気、ありますよね。
そう、
あれです。 ビタミンB1とアリシンが結びつくと、「アリチアミン」という物質になり、
体内に吸収されやすくなるうえ、血中に長くとどまることができるようになります。 その結果、エネルギー変換の効率が上がり、「疲れにくい体づくり」に直結するのです。 実際、アリシンとの組み合わせによる吸収率の改善は、アスリートの栄養管理にも応用されています。 ムダにしない食べ方4つのポイント 以下のポイントを意識するだけで、普段の食事でもビタミンB1の効果を引き出せます。 1. 加熱料理で栄養を守る ビタミンB1は熱に弱くはないものの、水に溶けやすい性質があります。
炒め物よりも、スープや煮込みなど「汁ごと食べられる料理」がおすすめです。 2. チアミナーゼに注意する 山菜(ワラビやゼンマイ)、淡水魚、貝類には「チアミナーゼ」という酵素が含まれており、
これがビタミンB1を壊してしまいます。
ただし、この酵素は加熱で不活性化するため、火を通せば安心です。 3. アルコール・カフェインは控えめに アルコールやカフェインには、ビタミンB1の吸収や働きを妨げる作用があります。
「体力が落ちてるな」と感じる時期は、できるだけ控えるようにしましょう。 4. 白米中心の食生活は副菜でカバー 白米は糖質が多く、ビタミンB1の消費量を増やします。
主食が白米中心の場合、豚肉をはじめ、副菜でB1を含む落花生、モロヘイヤ、豆腐などを取り入れると効果的です。 旅行やハードワーク後の「回復」を早める食習慣 「旅行のあと、2日間くらい疲れが残る」
「仕事で外回りしたら、翌日まったく動けない」
「風邪からの体力の回復が遅くて困っている」 こうした悩みには、「事前」「当日」「事後」での食事調整が有効です。 前日:豚肉+香味野菜でエネルギー蓄積 疲労が予想される日の前夜は、豚肉+ニンニク・玉ねぎなどを組み合わせてエネルギー源をしっかり確保。 【事例】
営業職の女性(46歳)は、週に1度の出張前日には「豚肉とニラの炒め物」を定番メニューに。
翌日、朝から移動や商談が続いても、午後までエネルギーが持続するようになったそうです。 当日:糖質+ビタミンB1を意識的に摂取 おにぎりやパンだけではエネルギーに変換できません。
味噌汁や卵焼き、納豆などB1を含むおかずを添えて。 【事例】
小学校に勤務する先生(45歳)は、運動会や遠足など長時間立ちっぱなしの日は、
朝食に玄米おにぎりと納豆、味噌汁を組み合わせることで「夕方まで集中力が切れない」と感じているとのこと。 翌日:代謝をサポートするビタミンCもプラス ビタミンB1だけでなく、代謝や免疫をサポートするビタミンC(ピーマン、ブロッコリーなど)も合わせることで、
体の回復が早まります。 【事例】
週末に孫と遊んだあと、2日寝込むのが習慣になっていたパート勤務の女性(48歳)は、
日曜夜に「豚汁+ブロッコリーサラダ+ごはん」を食べる習慣に切り替え。
月曜の朝もスムーズに起きられるようになったと話しています。 食べ方を変えれば、体は応えてくれる 年齢を重ねると、どうしても「回復力が落ちた」と感じる場面が増えてきます。
でも、それを単なる加齢のせいにするのは、ちょっともったいない。 “体力が落ちてる”と感じたときこそ、
体の中で「何が足りていないのか」に目を向けることが、
次の日のパフォーマンスや気分にも大きく影響します。 ビタミンB1は、忙しい日々を支える「体の燃料」ともいえる存在です。
ムダにしない食べ方を意識するだけで、翌朝の疲労感が軽くなる。 そんな体の変化を、ぜひあなた自身で実感してみてください。The post ビタミンB1をムダにしない食べ方とは?〜体力が続かない45歳女性が見直すべき栄養習慣〜 first appeared on 30minからだメンテ料理教室 象の台所.

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先生情報
岡部ゆうこ
岡部ゆうこ
料理家/栄養士/からだメンテ料理   栃木県出身

10代後半まで料理が苦手だった私
食べる事・物を作ることが好きだった為パンの世界へいきなり飛び込む。
3年半辛すぎて毎日泣きながら修行笑

パンだけでなく料理の世界へも入りレストランのコックとして23年間勤める。
2人の子を持つシングルマザーでありながら2年間専門学校へ通い栄養士を泣きながら習得笑

料理と栄養学、そしてレストラン勤務で培った効率の良さを武器に料理教室を開催している

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