薬膳&郷土料理|心身を整えるセルフケア「養生ごはん」|自分らしく生きたい人を応援します♪
家庭菜園でピーマンを育てていると、青々とした葉っぱを見て「これって食べられるのかな?」と思ったことはありませんか? 実はピーマンの葉は、下処理をすればおいしく食べられる栄養豊富な食材のひとつ。スーパーではなかなか手に入りませんが、家庭菜園だからこそ楽しめる季節の味わいです。 そこで、今回はピーマンの葉の栄養・効能、毒性の有無、簡単なおひたしのレシピを中心に、佃煮や炒めものなどおいしい活用法もご紹介します。 小さな葉っぱも無駄にせず、季節の恵みを余さずいただいて、健やかな食卓づくりに役立ててみてくださいね。 〇この記事を書いた人...…薬膳と郷土料理の研究家 松橋かなこ ↑「食事で心身を整えたい」という女性に向けて、7日間の養生ごはん動画講座を無料プレゼント中!ご希望の方はこちらからご登録ください。 ピーマンの葉っぱは食べられる|栄養と効能は? 冒頭にも書いたとおり、ピーマンの葉は柔らかくて、下処理をすればおいしく食べることができます。実際に、ピーマンを育てている農家さんなどは、葉っぱもおいしく食べているそうです。 ピーマンの葉の栄養成分については、明確なデータはあまりないものの、実の部分同様に栄養が豊富に含まれていて、食物繊維の含有量も多いといわれています。 ピーマンの葉に毒はある? ピーマンはナス科の植物なので、「葉に毒があるのでは?」と心配する方も多いかもしれません。 ピーマンの葉には「アルカロイド」が含まれていますが、微量であり、毒性の心配は少ないとされています。 ただし、生で大量に食べるのは避け、加熱調理して食べるのが安心です。また、農薬を使用している場合はしっかり洗う、家庭菜園の場合は虫や汚れを丁寧に取り除いてから調理しましょう。 ししとうや唐辛子の葉も食べられる 実は、ピーマンだけでなく、ししとうや唐辛子の葉も同様に食べられます。これらも加熱して食べることで苦味が和らぎ、おいしくいただけます。家庭菜園でピーマンやししとうを育てている方は、ぜひ葉っぱも有効活用してみてくださいね。 ピーマンの葉のおいしい食べ方・レシピ ここでは、ピーマンの葉のおいしくて簡単な食べ方として、おひたしのレシピを中心に、佃煮や炒めものも紹介します。 ピーマンの葉のおひたしの作り方 「ピーマンの葉が少ししか収穫できなかった」というときでも、おひたしにすれば簡単にいただけます。 ここでは、ピーマンの葉と実の両方を使うレシピを紹介しますね。 材料(作りやすい分量) ピーマンの葉 5〜10枚 ピーマン 2個 しょうゆ 小さじ1/2〜1 かつお節 適量 作り方 ピーマンの葉はよく洗い、軸を取り除く。 ピーマンは縦半分に切り、細切りにする。 3.沸騰したお湯でピーマンの葉とピーマンをさっと茹で、30秒〜1分程度でざるにあげて水気を切る。 4.粗熱が取れたら軽く絞り、食べやすい大きさに切る。 5.器に盛り、しょうゆをかけ、かつお節をのせて完成。 苦味が少なく食べやすく、ピーマンの葉独特の風味を感じられる一品です。少量の葉でも無駄なく活用できるので、家庭菜園の旬を楽しめますよ。 佃煮や炒めものもおすすめ ピーマンの葉はおひたし以外にも、 しょうゆ・みりん・砂糖で甘辛く煮る佃煮 ごま油で炒めて塩昆布やちりめんじゃこと合わせる炒めもの などにしても美味しくいただけます。 葉が多く採れたときには、まとめて佃煮にしておくとお弁当やごはんのお供にも便利です。 ピーマンの葉を食べて健やかに過ごそう 家庭菜園だからこそ味わえるピーマンの葉の旬の恵み。 いつものピーマン料理だけでなく、葉っぱも活用することで食材を無駄なく使い切れるだけでなく、旬の香りを存分に楽しむこともできます。 ▼ 食事で心身を整えたいという方へ。期間限定で「養生ごはん動画講座」を無料プレゼントしています(体質チェックシートなど3大特典付き)。 1カ月でご登録100名以上!「食事を見直したい」という方は、下の画像をクリックしてぜひお受け取りくださいね。 ピーマンの葉を使ったおひたしや佃煮を、ぜひ一度試してみてくださいね。自然の恵みを上手に取り入れて、健やかに過ごせますように。
病弱な幼少期を過ごすなかで、食養生に助けられて成長する。
薬膳と郷土料理、おばあちゃんの知恵の学びを深めて、2014年から「養生ふうど」として活動スタート。「食事で心身を整えて、自分らしく生きたい」という人を応援している。
カフェメニューの監修や健康食品のレシピ開発、ヨガや助産院とのコラボイベントのほか、メディアでの執筆多数。
国際薬膳師で、一児の母。趣味は旅とヨガ、ただボーッとするのも好き。