ぶどうの葉は食べられる!? 塩漬けとお茶の作り方

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最終更新日:2025/5/6

養生ふうど(愛知県名古屋市昭和区・瑞穂区)

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ぶどうの葉は食べられる!? 塩漬けとお茶の作り方
2024/10/2 16:22 UP

日本ではあまり知られていませんが、ぶどうの葉は、古くから食用として使われてきたことをご存知でしょうか。 最近はぶどうの葉の効能が注目され、「ぶどうの葉茶」なども出回るようになりました。 かくいう我が家でも、庭先の山ぶどうの葉を食べて、その滋味あふれる味を楽しんでいます。 今回の記事では、ぶどうの葉の栄養・効能とともに、ぶどうの葉の食べ方(天ぷら・塩漬け・お茶)について紹介します。 〇この記事を書いた人...…薬膳と郷土料理の研究家 松橋かなこ ↑ 無料メールマガジン(週1~2回配信)をお届けしています。ご希望の方はこちらからご登録ください。 ぶどうの葉の栄養と効能 ぶどうの葉には、ビタミンCやポリフェノールが豊富に含まれています。ぶどうの種類によっては、赤ワインよりも多くのポリフェノールを含有するという話も。 抗酸化作用や抗炎症作用があるとされ、免疫力を高める効果も期待できます。また、血液の循環を促進する働きもあり、美容にも良いことから注目を集めています。 ギリシャでは定番食材!気になる味は? この記事の冒頭で「ぶどうの葉は食べられる」と聞いて驚いた人もいるかもしれません。 実際に、ギリシャ料理の「ドルマ」やルーマニア料理の「サルマーレ」などではぶどうの葉が使われています。 私は以前にバックパッカーとして世界35カ国を旅した経験(※)がありますが、その時にぶどうの葉を使った料理を食べたことがあります。 しっかり煮込むと柔らかくなり、とても食べやすい!爽やかな香りがあり、肉料理との相性も抜群と感じました。 ↓ 世界一周旅行についてはこちらの記事をご覧ください 郷土料理とは?世界一周旅行から「6つの視点」で考える(世界の郷土料理:はじめに) 生まれ育ったふるさとを離れて初めて、その土地ならではの料理の価値に気づいたーー。そんな経験はありませんか。 私は11ヵ月の世界一周旅行に出かけたときに、日本の料理… 養生ふうど|薬膳&郷土料理 ぶどうの葉のおいしい食べ方・レシピ3選 では実際に、ぶどうの葉を食べてみましょう。今回は、我が家の庭先の山ぶどうを使って調理しました。 ここでは、天ぷらと塩漬け、お茶の作り方を紹介しますね。 【おすすめ1】若い葉はさっと天ぷらに 「ぶどうの葉を気軽に味わってみたい」という時にまず試していただきたいのが、ぶどうの葉の天ぷら。 特に、若い葉を天ぷらにするのがおすすめ。油で揚げることで、風味がマイルドになり、とても食べやすい!シンプルに塩を添えていただきます。 【おすすめ2】ぶどうの葉の塩漬け(保存食) ぶどうの葉がたくさんあるときは、私は「塩漬け」にして冷蔵保存しています。 大きさを揃えたり、筋がない柔らかいものを使ったりすると、その後の料理にも使いやすいです。 ぶどうの葉をさっと茹でた後、1枚1枚の間に塩を振って「塩漬け」に。水分が出ればできあがり。 ジップ付きの保存袋などに入れて、空気を抜いて冷蔵保存します。 今回は、ぶどうの葉の上にローゼルのおにぎりを盛り付けしました。野趣あふれる一品に。 ↓ ローゼルの塩漬けの作り方はこちらの記事をご覧ください。 ローゼルの塩漬けの作り方・保存方法|梅干しの代わりに「おにぎり」にも! 秋に入って「ローゼル」の実をよく見かけるようになりました。ローゼルといえばお茶のイメージが強く、「あの酸味が好き」という人もいるかもしれません。 一方で「生のロ… 養生ふうど|薬膳&郷土料理 【おすすめ3】ぶどうの葉のお茶 ぶどうの葉のお茶は、ヨーロッパでは「ハーブティー」として身近に飲まれています。 ぶどうの葉には血管を保護する作用も期待されていて、ドイツでは医薬品としても利用されているのだとか。 作り方は、ぶどうの葉をきれいに洗って天日で干すだけ。これを煮出すとお茶になります。 薄い緑色の仕上がりで、ほのかな酸味が特徴です。 味のクセが少ないので、番茶や中国茶などとブレンドして楽しむのもおすすめ! ぶどうの葉をおいしく食べて、健やかに過ごそう ぶどうと聞くと「実を食べるもの」と思いがちですが、実は、葉にも効能がありおいしく食べることができます。 身近にぶどうの葉を見つけたら、ぜひ調理して味わってみてはいかがでしょうか。 自然の恵みをおいしく活用して、身体の内側から健やかに過ごしたいですね。 ●薬膳とおばあちゃんの知恵をベースに「無料動画講座(特典付き)」と「養生ごはん便り(メルマガ)」を配信しています(画像をクリックすると登録フォームにつながります)。 養生ふうどでは、「養生ごはん教室(対面・オンライン)」や「我が家のごはん史づくり」、「取材・プロモーション支援」などの活動を行っています。

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先生情報
松橋 かなこ
松橋 かなこ
薬膳と郷土料理の研究家   神奈川県出身

病弱な幼少期を過ごすなかで、食養生に助けられて成長する。

薬膳と郷土料理、おばあちゃんの知恵の学びを深めて、2014年から「養生ふうど」として活動スタート。「食事で心身を整えて、自分らしく生きたい」という人を応援している。

カフェメニューの監修や健康食品のレシピ開発、ヨガや助産院とのコラボイベントのほか、メディアでの執筆多数。
国際薬膳師で、一児の母。趣味は旅とヨガ、ただボーッとするのも好き。

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2025/5/6

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2025/1/16

【最近の人気ブログ記事】キャベツの価格高騰が続き「代用できる野菜は?」の質問が多く寄せられています。お好み焼きや焼きそば、ロールキャベツなど代表的な料理を作るときの「キャベツの代わりになる野菜」についてブログ記事を書きました!


▼「キャベツの代わりになる野菜」記事はこちらから
https://yojofudo.com/2024/12/29/cabbage/
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2024/10/28

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