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先日、ナッツは殻がついてないと発芽しないという情報をみつけました
今まで、10年くらいずっと信じ続けていた生ナッツの浸水について
疑問がわきました
生のナッツやシードには発芽抑制物質(酵素抑制物質)というものがついていて、
そのまま食べるとお腹が痛くなるものや、ミトコンドリアに
ダメージを与える物質がついているというものです
安全に食べるには、ローストするか、決められた時間浸水して、
発芽抑制物質を解除する必要があります
ところが、殻をむくと発芽しないというこの情報
てことは、ナッツには、発芽抑制物質はついてないの
ネットで調べてみましたが、やはり殻をむくと発芽しないという
情報ばかり
ローフード関係のお友達に聞いてみたら、殻のないナッツで発芽するか、
試したことがあったそうなのだけど、芽は出なかったそう
私も実際にやってみたいと思い、殻付きの胡桃を購入しました
胡桃と書いてあったので、西洋胡桃かと思ったのですが、
届いたものはオニグルミて、殻がめちゃくちゃ硬い
中身だけをきれいに取り出すことができず、取り出し方を調べたのですが、
中身をきれいに取り出すには、炒るしかないみたいでした
そういえば、ローフードを学びはじめたときに、カシューは殻をむくのに炒るから、
ほんとに生かはわからないという話しを聞いたこともあったことを
今更思い出しました
西洋くるみは、業務用の殻むき機なら中身きれいに取り出せそうだけど、
さすがにそれを買ってまでは
なので、さらに調べていくと、殻をむいた後のナッツには、発芽はしないけど、
発芽抑制物質は残っている可能性があるらしいことがわかりました
だから、やっぱり浸水して、毒性をなくすことは必要みたいです
買ったオニグルミは、炒って殻をむきましたが、取り出すとバラッバラ
というわけで、浸水ではなく、160度のオーブンで6分ローストしました
ちゃんとした形のものは、8〜10分が目安です
おいし
やっぱりローストのが美味しいですね
ただ、油が酸化してしまうという欠点がありますが
でも市販のオイルコーティングされているナッツよりは、
全然よいと思います
今回、この疑問にたどり着いた、もう一つの問題がありますが、
それはまた次回
OL業の傍ら、ローフードマイスター検定と全国料理学校協会料理技術検定中級を取得。現在は、ローフードではなく、世界の料理を日本の家庭で楽しんでいただけるような、乳製品不使用、グルテンフリー料理教室を開催しています。