薬膳&郷土料理|心身を整えるセルフケア「養生ごはん」|自分らしく生きたい人を応援します♪
色鮮やかな冬の野菜「日野菜(ひのな)かぶ」をご存知ですか。 伝統野菜のひとつで、普通のかぶと同様に薬膳ではよく活用されています。 今回は、日野菜かぶの簡単でおいしい食べ方をご紹介します。簡単に作れる浅漬けレシピも添えていますので、ぜひ参考にしてみてください。 〇この記事を書いた人...…薬膳と郷土料理の研究家 松橋かなこ ↑ 無料メールマガジン(週1~2回配信)をお届けしています。ご希望の方はこちらからご登録ください。 日野菜かぶの薬膳的効能と栄養成分 薬膳ではかぶは「胃腸を温める」働きがあり、食べ過ぎや消化不良の際などにもよく使われます。 かぶにはビタミン Cが含まれていて、冬の風邪予防にも効果的 です。ただし、ビタミンCは熱に弱いので、漬物など生で食べるのがおすすめです。 日野菜かぶとは 日野菜かぶは、滋賀県の伝統野菜。500年前に発見されたという説もある、歴史のある野菜です。 特徴は、根元の部分が紫色、先端は白色で、みずみずしく甘みのある白い果肉。 10~12月に多く収穫されていて、鮮やかな色合いを活かした漬物が有名です。 日野菜かぶの食べ方・レシピ|生でも加熱してもOK! 日野菜かぶは、普通のかぶと同じように食べることができます。 ここでは、日野菜かぶの紫色を活かした「浅漬け」の作り方をご紹介します。 日野菜かぶの簡単・浅漬け 材料( 作りやすい分量) 日野菜かぶ…200g 塩…小さじ2/3 甘酢…大さじ2 作り方 1.日野菜かぶはよく洗って、細い根っこなどを取り除く。 2.根の部分は斜めにスライス、葉の部分は粗く刻んで、塩をふって30分以上おく。 3.水分をしっかりしぼり、甘酢に漬ける。冷蔵庫で保管して、半日以上たてばできあがり。 ポイント ・仕込んでから時間が経つにつれて、全体が薄紫色に染まります。 日野菜かぶのシンプルソテー 日野菜かぶは、生で食べるのはもちろん、加熱調理にもよく合います。 写真はスライスした日野菜かぶを、油でソテーして塩で味付けしたもの。 紫色の鮮やかさは少なくなりますが、素材の甘さと食感が絶妙! 味のアクセントに、黒コショウを少し振るのもよく合います。 日野菜かぶで胃腸を整えて健やかに過ごそう 色鮮やかな「日野菜かぶ」には、胃腸を温める作用があり、胃腸が疲れているときにもおすすめです。 浅漬けのほか、シンプルなソテーで気軽に食べることもできます。 ▼ 旬の食材で心身を整えたいという方へ。期間限定で「養生ごはん無料動画講座」をプレゼントしています(体質チェックシートなど3大特典付き)。 1カ月でご登録100名以上!「食事を見直したい」という方は、下の画像をクリックしてぜひお受け取りくださいね。 日野菜かぶを見つけたら、ぜひ手にとって味わってみてくださいね。 旬の食材をおいしく食べて、身体の内側から健やかに過ごせますように。
病弱な幼少期を過ごすなかで、食養生に助けられて成長する。
薬膳と郷土料理、おばあちゃんの知恵の学びを深めて、2014年から「養生ふうど」として活動スタート。「食事で心身を整えて、自分らしく生きたい」という人を応援している。
カフェメニューの監修や健康食品のレシピ開発、ヨガや助産院とのコラボイベントのほか、メディアでの執筆多数。
国際薬膳師で、一児の母。趣味は旅とヨガ、ただボーッとするのも好き。