バナナ胚芽ブレッド

by. 鈴木晴美先生

余ったバナナを使う「バナナ救済パン」。しっとり、ほんのり甘く、栄養価が高いです。小麦胚芽も入れて香ばしく、ココナッツロングも入れてシャキシャキ食感に。スイーツパンにもお食事パンにもなります。パンにつけて食べるバナナジャムも作ります。

材料 分量:5コ 調理時間:120

〈以下生地用〉強力粉(カメリヤ)
170g
ロースト小麦胚芽
30g
インスタントドライイースト(赤サフ)
小さじ1と2分の1
上白糖
小さじ2
ココナッツファイン
10g
小さじ2分の1
無塩バター
10g
バナナ
120g
牛乳
50-60cc
〈以下バナナジャム用〉バナナ
70g
上白糖
小さじ2
レモン果汁
小さじ1
シナモン
小さじ6分の1
〈成形用〉ロースト小麦胚芽
大さじ1と2分の1

作り方

1

事前の準備として
◦バターを室温に戻しておく
◦牛乳を42-43℃に温めておく

2

ボウルに強力粉とロースト胚芽を入れてざっと混ぜ、それをおよそ半分ずつ2つのボウルに分ける。片方のボウルにイースト、上白糖、ココナッツファインを、もう片方のボウルに塩、バター、バナナを加える。

3

イースト目掛けて牛乳をかけ、ゴムべらで混ぜる。大きなそぼろ状のようになったら(写真の状態)もうひとつのボウルの中身をすべて入れる。

4

まずバナナをゴムべらで切ったり、押さえたりして崩す。次に手で揉んで混ぜる。混ぜて粉気がなくなり、ひとかたまりになったら(写真の状態)台の上に出し、こねる。

5

こね上がったら丸めてボウルに入れ、ラップを掛けて1次発酵させ、1.5-2.0倍になるのを待つ。発酵器の場合、40℃で25-35分目安。

6

1次発酵中にジャムを作る。耐熱容器に皮をむいたバナナ、砂糖、シナモン、レモン果汁を入れ、ふんわりラップをし、600wで1分加熱する(1回目の加熱)。加熱終了後、スプーン、フォークで混ぜ潰す。

7

ラップをせずに600wで1分加熱する(2回目の加熱)。加熱終了後、粗熱が取れるまでラップをせずに室温で置いておく(写真は2回目の加熱後の状態)。

8

1次発酵後の生地を5分割し、それぞれ丸め直し、固く絞った濡れ布巾を掛けて休ませる。ベンチタイム10分。

9

ベンチタイム終了後の生地をとじ目下のままガスを抜き、丸め直す。

10

とじ目ではない方にロースト小麦胚芽をつけ、とじ目を下にしてクッキングシートを敷いた天板にのせる。

11

ラップ、濡れ布巾をかけて2次発酵させる。ひと回り大きくなるのを待つ。発酵器の場合、40℃で20-25分。タイミングを見てオーブンに210℃で予熱を入れる。

12

2次発酵後の生地にハサミで2箇所切り込みを入れる。幅3-4cm、深さ5mm程度。

13

210℃で13-18分焼く。

★ 調理のコツ・ポイント

ジャムを作る工程で火傷を避けるため、1回目の加熱後ラップをはずすときは必ず顔に遠い方から! 2回加熱をしても水気が多いなら、さらに600wで10-15秒加熱。
YouTube「ハルパンstudio」に作り方動画をアップしてあります。

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