作ることが目的の方も! 食べることが目的の方も!! もちろん両方が目的の方も!!!
先日、真っ赤に熟し過ぎたトマトを安く手にいれましたので、基本のトマトソースを作りました。 これは、パスタにもシチューにも、ステーキやお魚のソテーのソースにもとても重宝します。 ケチャップとしても使えます。 夏になって少し痛んだくらいのトマトが沢山手に入ったら、是非作り置きして下さい。 今の季節なら、サラダ用の立派なトマトよりは水煮の缶詰の方が向いていますし、 お値段もずっと安くつきます。 p 以下の材料は、缶詰なら400gの一缶、生なら600gぐらいを基準にした分量です。p トマト 1缶 又は生600g 芯と皮を取る 玉葱 中1/2個(約100g) みじん切り セロリ 1/3本(40g) みじん切り にんにく 1片 潰す オリーブオイル 50㏄ 赤ワイン 200㏄ 塩 小さじ1 胡椒 適宜 ローリエ 2枚p p トマトが白っぽく粉を吹いていますでしょう? 冷凍が解けて来ているからです。 私は、加熱して使うトマトは冷凍庫に保存します。ちょっと室温で出して置けば、 するするっと気持ち良く皮が剥けますので、お薦めです。p p 但し、絶対に固い内に包丁で切ろうとしないでくださいね。 しっかり固まっている物に強い力で包丁をたてるのは、大けがの元です。 解けてくると、シャリシャリしてとても良い切り心地ですよ。 ついでに、トマトのシャーベットを一切れお毒見。美味しいです!p オリーブオイルでにんにくを炒める。p にんにくの香りがして来たら玉葱、セロリとお塩も。p 充分に火が通って量も減って来たらp トマトも入れて炒める。p トマトが解けると沢山の水分が出る。p 赤ワインとローリエ、胡椒も入れて煮る。p p 約30分煮てトマトソースの出来上がり! 今後のレシピで利用例も登場します。pp 始める前の材料は1000g。出来上がりを計ったら350gでした。p トマトはとても栄養豊かな野菜です。 アレルギーや紫外線対策、動脈硬化、癌予防始め様々な効用が期待されているリコピンは、 油と共に加熱することで、吸収されやすくなります。p そしてトマトには旨味成分があるのです。 つまりお出汁なるということです。 お湯で薄めて塩、胡椒すれば、簡単なスープになります。p 1㎏が350gに濃縮されたこんな素晴しい物を、作らない手はありませんよね!p ついでですが、 セロリを使いました。 葉は、熱湯をかけてみじんに刻み、 お醤油をちょっと垂らして混ぜる。 炊きたてのご飯に乗せて、 とっても美味しいですよ。 捨てないでね。 pp
20年に亘る国際線乗務を通して様々な国の食及び、サービスに関わる。
1991年より「世界の家庭料理を作って食べる会」を主宰。
過去に、「社会人の為の英会話サロン」、「海外旅行のコツとマナー講座」、「生活を楽しむ会」、「フラワーアレンジメント教室」を主宰。現在、英語英会話の教室開講。
各種パーティー及び、食をテーマに海外旅行を企画。
料理本を出版。