本日は日本酒クラス第一日目です。
20代前半のフランス北部からの仲良し3人組の皆さまです✨
クラスでは4種の日本酒と5種類のおつまみサイズのフードを用意して、最初にテイスティング、次にフードペアリングを楽しんでもらいます。
みなさん日本の食文化にとても興味を持ってくださって、レクチャーをとても真剣に聞いてくださります。
テイスティングのころにはすっかり仲良くなり、日本はどうか、食べ物を楽しんでいるか、東京のほかにどこに行った?などと話が弾んでいきます。
外国人のお客さんと話し始めると毎回楽しくて、かなり脱線気味なんですけど💦でもお客さんも楽しんでくれているから、いいかな笑。
今回の3人も本当に楽しい方々です。ベルギーに近いフランスの北部で、3人は日本文化研究会(多分こんな感じ)で知り合った先輩と後輩の関係。文化の中でも3人はアニメチームだったらしく、日本のアニメのことを熱く語ってくれましたが、それは詳しくなく、よくわかりませんでした(汗)。
なんと「ブカツ」という単語はご存じで、we were all in same ブカツ, と言っておられました。
以前から3人で日本を旅行しよう、という話で盛り上がり今回の旅行に至ったそうです。九州や広島、京都、大阪、東京と多くの都市を訪れ、いった先々で宿泊先を探していたと言っていました。3人別行動をすると泊まるところがわからなくなるから、ずっと一緒に行動していたそうです。
「ずっと一緒にいてケンカしないの❓」と思わず聞いてしまいましたが、けんかして離れると止まる場所がわからなくなるから、なんとか我慢して一緒にいたんだよ。って言っていました。節約のために毎日20キロくらい歩いて観光していたんだそうです。WiFiもなく、お互い連絡ができないから、疲れても置いて行かれないように一生懸命歩いたんだそうです。
フランスの地方と比べて日本はどう映ったんだろうな、何かあっても3人一緒だときっと心強いんだろうな。
フランス人は皆ワインを愛飲するような印象ですが、北部はベルギーに近いせいかビールのほうがよく飲まれているそうで、ワインはあまり好きじゃないと言っていました。
このクラスで出す食べ物は、日本で一般的におつまみとして出される手の込んでいない冷ややっこやきゅうりと味噌などですが、皆さんとっても喜んで下さりました。
最初は、このお酒は僕はあまり好きなタイプではない、と言っていたお酒も食べ合わせによっておいしさの発見もしてくれました。 嬉しそうなお顔を見て、私も心底嬉しくなりました。
Thank you for coming to my sake tasting class!
アメリカニューヨーク大学大学院でFood studies (食研究)を専攻。その間にフードライターとして日系情報誌に寄稿。アメリカでInstitute of Culinary Education (料理学校)で履修。千代田区食育ネットワーク・インストラクター、外国人向け料理教室主催
2016/7/7