「心頭滅却すれば火もまた涼し」ルーツのお寺~甲府

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最終更新日:2025/5/6

アジアンダイニング料理教室(神奈川県横浜市青葉区)

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「心頭滅却すれば火もまた涼し」ルーツのお寺~甲府
2025/7/16 17:20 UP

「心頭滅却すれば火もまた涼し」
 
 
  無念の境地に至れば火さえも涼しい……
いやいや私にはありえん!と 雑念だらけの頭はぐったりの猛暑続き。 真の意味は 『心を無にすれば苦難も乗り越えられる』   この句が生まれた場所に行ってきました。 毎年恒例、大学史学科時代の仲間との歴史旅です。         山梨県にある武田信玄の菩提寺 「恵林寺」(えりんじ)   織田信長の軍勢がこの寺の山門に火をつけ、 楼上に追い詰められた百人を越える武田勢の僧侶達が焼き討ちに。 燃え盛る山門の中で、住職快川国師が詠んだ辞世の句が、この有名な言葉です。     「安禅不必須山水 滅却心頭自涼」   安禅必ずしも山水をもちいず、 心頭滅却すれば、火も自ずから涼し   熱い炎の中、座を組み最後を遂げた僧侶達の443年前の悲劇が 頭に映像として浮かび胸が痛い。 僧侶だけでなく一般の大人子ども達も犠牲になったと。 しかし、この小さい門に100人も乗れたの?とか、 つい雑念(←探求心)も💦   国師の指示で、炎の山門から飛び降りた数人の信徒が 後に詳細を書物に著したそうです。         安心しきってお昼寝中の猫ちゃん。恵林寺は猫グッズもいっぱいで毎日遊びに来ると 近所のお参りのかたが教えてくれました♪                         寺には、武田信玄が生前に仏師と対面で自らを似せて作らせた武田不動尊や、 美しい回遊式庭園、暗闇を歩く瞑想路、信玄宝物館があり、なかなか見ごたえがありました。                

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先生情報
藤本典子
藤本典子
タイ料理研究家、近茶流懐石料理正教授   岡山県出身

大学卒業後、山陽放送にアナウンサーとして入社。料理番組を担当し調理師専門学校の先生方にお話を伺ううちに料理に関心を持つ。
退社後、タイに5年滞在し料理とタイ語を習得。帰国して自宅でタイ・エスニック料理を主宰。

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2025/5/6

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