おすすめのナンプラーと、使い方のコツ ~発酵調味料ナンプラーを使いこなそう~

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最終更新日:2025/4/21

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おすすめのナンプラーと、使い方のコツ ~発酵調味料ナンプラーを使いこなそう~
2021/12/3 0:59 UP

● おすすめのナンプラーと、使い方のコツ ~発酵調味料ナンプラーを使いこなそう~

タイ料理と言えば、ナンプラー。

日本の醤油のように、タイの食卓では使われています。


(写真左上)タイの食卓調味料には唐辛子入りのナンプラーが置かれている


ちょっと入れるだけでグッと旨みが増し、味に深みが出ます。

とはいえ、

「使い方が分からず、冷蔵庫で眠っています」

「一瓶買っても、使い切れません」

「家族が臭くて嫌がります」

という、お困りのお声も多いです。

けれど、もともと、煮干しや鰹節の出汁などの魚の旨味が大好きなのが日本人。

実は、親しみやすい味なのです。

今日は、そんなナンプラーをじっくりとご紹介しますね!

おすすめのナンプラーと、使い方のコツ ~発酵調味料ナンプラーを使いこなそう~<目次>

■オススメのナンプラーについて

■ナンプラーとは?どうやって作られているの?

■ナンプラーの種類と比較

■ナンプラーの歴史
魚醤自体の歴史は古い

■ナンプラーの使い方のコツ
 ナンプラーの使い分け
 ナンプラーの匂いが苦手な場合の使い方とは??


■オススメのナンプラーについて

輸入食材店へ行くと、日本でも手に入るナンプラー、増えてきましたね。

多いと5,6種類あることも。

どのナンプラーがいいか?

良く聞かれるようになりました。

これは、好みもあるため、一概には言えません。

言えませんが、私も同じ質問を師匠である、シーサモン・コンパン先生にしたことがあります。

その時の先生の答えが、

「(値段が)高いものが美味しい」

という、すごいシンプルな回答でした(笑)

確かに、高いものは使用している素材が良かったり、手間や時間がかかっていたりと、高いなりの理由があります。

当然、価値として高い訳ですから、美味しいです。

シーサモン先生の回答は極端ですが、一つの指標にはなると思います。

これを踏まえたうえで、レッスンで使っているナンプラーをご紹介しますね。

それは、こちら↓

ユーキトレーディングさんの、ラヨンナンプラー。


タイのナンプラーの主な生産地は、チョンブリーというところと、ラヨンという地域があります。

ラヨンナンプラーは、ラヨンで作られている、一級品です。

■ナンプラーとは?どうやって作られているの?

ここでちょっとナンプラーの作り方の話をしますね。

もともと、ナンプラーとは何か、というと、魚を発酵させた発酵調味料です。

いわゆる魚醤(ぎょしょう)のこと。

魚醤は日本にも、秋田のしょっつるや、石川のいしるなどがあります。

発酵調味料としては、醤油より歴史が古いです。

タイのナンプラーのナン(ナム)は水、プラーは魚という意味です。

魚と塩を漬けておくと、発酵が進み、魚のたんぱく質がアミノ酸に分解されて、ドロドロの液体になります。

分解が進むと、液体がうわずみとなり、溜まっていきます。

最初にこの液体部分を取り出したものが一番搾りです。

これに、臭み消し目的や保存性を上げるための砂糖を加えて、ビン詰めしたものが一級品と言われています。

次に、貯蔵容器に残った固形分に食塩水とアミノ酸(うま味調味料)を加え、熟成させて液体を取り出したものが二番搾り。

これにお酢を加えて瓶詰したものが二級品となります。

オススメしたラヨンナンプラーは、一級品のナンプラー。

分解時にできたアミノ酸は、うま味成分のグルタミン酸となって、強い旨みのもととなります。

それもあって、旨みが強くてまろやかな味をしています。

お値段も安くはないのですが、機会があれば使ってみてください^^

教室でも販売していますので、ご興味があれば、お声がけくださいね。

ちなみに、ナンプラーは手作りもできます。

こちらは現在我が家で熟成中のナンプラー↓


小イワシ(アンチョビ)を大量の塩で漬けています。

ここからどう変化していくか、別の記事でレポートしますね^^

その他のナンプラーについても、ご紹介しています♪

長くなりましたので、続きはこちらでお話ししています。



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安藤梨鈴
安藤梨鈴
タイ料理研究家   

幼少時タイで育つ。東京海洋大学食品生産学科卒業後、大手食品メーカーの商品開発を担当。退職後、実母である、タイ料理研究家の酒井美代子に師事し、2011年にスタジオアロイタイ料理教室講師資格取得。スタジオアロイで講師を務める傍ら、タイに行き、シーサモン先生に師事し、さらに本格的にタイ料理を学ぶ。2014年より子連れの教室を主宰。現在はスタジオアロイのすべてレッスンを担当。

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