今日はイスラエルからのカップルがいらっしゃいました。
9月はイスラエルの新年があり、長期休暇を取る人が多いそう。 日本酒が好きで、自国でも探しては楽しんでいるそうです。
テルアヴィヴからいらしたのですが、フードペアリングの時間にはたくさん生活について話してくれました。
まず、イスラエルというと思っていたイメージがだいぶ違うことに驚きました。 ニュースでは紛争などの映像が多いのですが、「家の近くの写真だよ」といって見せてくれた写真は長く続く白浜に青く透きとおった地中海。「とっても美しい国だよ、食べ物もおいしいから、君もぜひ一度は来るべき!」ととってもおすすめしてくれました。
料理教室に時々イスラエルの方が見えますが、みなそろって言われるのは、野菜や果物が新鮮でとっても安いということ。宗教上豚肉は手に入りにくいですが、シーフードや鶏肉牛肉もおいしいそうです。
和食は以前から安定した流行で、今はラーメンが人気だそう。へぇ!
映像では想像もできないライフスタイルをうかがうことができました。
さて、このカップルさすがに日本酒ラバーなだけに、今回のテイスティングで一番気に入ったお酒は生酛系の伝統的なお酒でした。
日本酒はこんなにいろんな種類があったのね、ととても喜んでくださりました。
うっかり打ち解けて、最後にはイスラエルのお菓子とお茶を下さりました。
英語の表記もないので、説明を聞かなかったらちょっと手が出なそうですが、ちゃんと聞きました(笑)
四角いバーは胡麻ペーストで作られたお菓子
コーンパフのようなスナックは、周りにチーズをまぶしてあるもので、イスラエルではとてもメジャーで、パッケージにもあるように、赤ちゃん(?)が最初に口にするスナックだそうです。 今でも旅行に持ち歩くほど、なくてはならないイスラエルの味なんでしょうね。
そしてティーバックはペパーミントティーとハーブティー。香りが新鮮でおいしいよ!と太鼓判でした。イスラエルの味、どんなかな? ありがたく頂きます(^_-)-☆。
アメリカニューヨーク大学大学院でFood studies (食研究)を専攻。その間にフードライターとして日系情報誌に寄稿。アメリカでInstitute of Culinary Education (料理学校)で履修。千代田区食育ネットワーク・インストラクター、外国人向け料理教室主催
2016/7/7