351.-Osso buco.(オッソブーコ)

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最終更新日:2025/4/30

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351.-Osso buco.(オッソブーコ)
2017/7/1 21:51 UP

イタリア20州のひとつ、ロンバルディア州の伝統料理です。
ロンバルディア州はイタリア北西部、北にはスイスとの国境があって、州都はミラノ。
ミラノは個人的になんとなく好きなんですよね。
行ったこと、2回くらいしかないんですけどー。


このオッソブーコの語源は、
osso(オッソ)は「骨」
buco(ブーコ)は「穴」


オッソブーコは仔牛のすね肉を煮込んだお料理です。
名前の「穴」はね、
「骨付きすね肉」を骨を切るように塊になったお肉を煮込むので、
煮込んでるうちに骨からゼラチンが溶けて穴が開く、
それでこういう名前になったとか。




さてオッソブーコ、アルトゥージの料理本からレシピ351番。



このレシピは分量の記載がないのですが、二人分で作ってます。



「仔牛の骨付きすね肉」は手に入りやすい「牛のすね肉」で代用、
一人分約260g。


香味野菜はすべて粗みじん切りですが、
たまねぎ100g(中1/2)、にんじん70g(1/2本)、セロリ40g(1/2本)ですね。
あと、潰したにんにく1かけ。


バターでソテーするところは、焦がしバターになってしまわないように、
バター半分、オリーブオイル半分にしてます。


煮込む水分は、
1カップのトマトパッサータ、1/2カップの白ワイン、
1カップのフォンドボー(ブイヨンスープでもでいいでしょう)です。


ブーケガルニを加えて、蓋をして200℃オーブンで1時間煮込みました。




351.-Osso buco.(オッソブーコ)


ロンバルディアのスペシャル料理、
これはもう、ミラノの人にお任せした方がいいだろう。
もったいぶることなく、説明してくれる。


オッソブーコは仔牛の骨付き肉や背肉を使う。
デリケートで、それはそれはおいしい仔牛の。



鍋にバターを入れ、肉にしっかり焼き色を付ける。
一度肉を取り出し、その鍋でたまねぎ、セロリ、ニンジンを炒める。
軽く塩、胡椒をしながら炒めたら、
ここで、またバターを加え、小麦粉を加えて粉っぽさがなくなるまで炒める。


肉を戻し入れて、水、トマトソースを加えて煮込む。
煮込みの最後にレモンの皮のすりおろしを加える。




付け合わせはやっぱり、ミラノ風リゾットがいいでしょう。
ていうかオッソブーコ、やっぱり骨の、穴のある仔牛のすね肉がいいですね。
元も子もない・・・。
「その肉が手に入らなければやめた方がよい」
とか、強気の説明をしてほしかったなー、アルトゥージには。
やっぱミラノ行かなきゃ。












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先生情報
名田 緑
名田 緑
LA CUCINA VERDE 主宰   静岡県出身

単身イタリアに渡り、現地の料理学校や一般家庭の主婦からイタリア各地の料理を学ぶ。
帰国後、ル・コルドン・ブルーにてフランス料理を習得、料理ディプロムを取得。
2011年より料理教室、ワイン、チーズ教室を、2019年よりコーヒー教室を主宰。
現在もイタリア、フランスへ足を運んで料理修行、ワイナリーやチーズ工房訪問を重ねている。

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