オリーブオイルについて知らなかったこと

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最終更新日:2019/3/23

世界の料理とお菓子教室 プラムツリー ラボ(神奈川県藤沢市)

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オリーブオイルについて知らなかったこと
2019/5/31 15:28 UP

 
先日、オリーブオイルの勉強会に参加してきました!
 
 
(料理教室講師むけのセミナーを、初体験)
 
 
もともと地中海系の料理が大好きなので、
 
 
オリーブオイルもよく使うのですが
 
 

(以前の教室で作ったサラダ)
 
 
正式なテイスティングの仕方や品質による違いなど
 
 
オリーブオイル鑑定士の方から教えて頂きました。
 
 
テイスティングはまずはワインのように、香りを確かめて
 
 
口に含んだあと、「舌の脇からスッ!!息を吸い込む」
 
 
文章で説明するのは難しいのですが、この方法で
 
 
ものすごく味がよくわかりました!
 
 
良質なオイルの中には辛いもの、苦いものがよくありますが
 
 
それが喉ではっきり感じられて、ゲホゲホとむせたほど^^;
 
 
でも香りがよくさらっとしていて、とても幸せな気分になりました。
 
 
一方質の悪いオイル(といってもスーパーで普通に売られているもの)は、
 
 
舌触りや香りが不快な感じを覚えました。
 
 
 
 
意外だったのは、日本はオリーブオイルのランク分けに関して
 
 
国際的な取り決めに参加していないので、
 
 
最もランクの高い「エキストラバージンオリーブオイル」という名称で
 
 
低品質なオイルも出回っているということ。
 
 
つまり、オリーブの搾りかす(皮や種)から化学的な溶媒で抽出したオイル。
 
 
結局は、自分の舌で色々なオイルを体験して
 
 
選べるようになることが良いのかな、と思いました。
 
 
正直、オイルの味ってよくわからない!という方も
 
 
いくつかのオイルを同時に比べてみると、
 
 
きっと驚くほど違いを感じると思います。
 
 
ウンチクを語るのはちょっと違うなぁと思うのですが、
 
 
自分の好みを知って選べるようになれば
 
 
毎日の食事がさらに楽しくなりそうですね^^
 
 
 
 
そして良いオイルを手に入れたら、大切なことは
 
やはり「開封後1、2か月で使う」
 
 
「加熱せず最後にかける調味料のように使うこと」
 
 
わかってても使いきれないよね~
 
 
と思ってましたが^^;
 
 
「香りや味わいの素となる天然成分が、酸化や加熱で損なわれる」そうで
 
 
やはりケチらずどんどん生で使うべきですね。
 
 

 
 
今回試飲して、とても好みの味だったのが黒いボトルのオイル。
 
 
遮光の瓶でサイズも小さいので、
 
 
食卓に出しておけば新鮮なうちに使いきれそうです。
 
 
左の焼き物は、トスカーナで買ってきたオイル入れ
 
 
蓋つきで明るい絵柄が気に入っています^^
 
 
オリーブの収穫期は10、11月頃だそうなので
 
 
その頃には忘れずに、できたてのオイルを買おう!と思っています^^

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先生情報
Ran
Ran
料理家   

ル・コルドン・ブルー・ロンドン校にてフランス料理ディプロム取得。帰国後、都内にてフレンチの厨房に勤務。現在はプラムツリー ラボを主宰し、イギリス・フランスを中心とした世界の料理/お菓子教室、食文化レクチャー、各種イベントへの料理提供を行う。
イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ フランス菓子本科コース修了。
服部栄養専門学校 日本料理マスターコース修了。



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