日本初、世界初のローショコラティエ!ローチョコレートの基本、応用、発展としっかりと学べます
スムージーは寿命を縮める!?
ローフードの真実を専門家が答えます
こんにちは。
リビングフード(ローフード&発酵)の専門家、
料理家の安藤千英です。
最近、こんな声をよく耳にします。
「スムージーって体に悪いって聞いたんですが…?」
「ローフードってサラダばっかり?」
「体が冷えるんじゃないですか?」
SNSやネット上では、“健康に良い”とされてきた食事法が、ある日突然「危険」と言われることもありますよね。
でも、それって本当に正しい情報なのでしょうか?
今回は、そんな不安や誤解をクリアにするために、ローフードのよくある質問とその答えを、専門的な視点で丁寧にお届けします。
Q1. ローフードってサラダばっかりでしょ?
A:たしかに“生野菜”はよく使いますが、ローフードは決してサラダだけではありません。
火を使わずに作れる
・ラザニア
・ピザ
・スイーツ
・ナッツチーズ
など、見た目も味も大満足なメニューがたくさんあります。
「生=シンプル」ではなく、「生=クリエイティブ」。
驚きや発見のある、五感で楽しむ食事なんです。
(写真はrawで作るピザ)
Q2. 100%生じゃないと意味がないの?
A:そんなことはありません。ローフードの目的は、“完璧にやること”ではなく、“体を整えること”。
発酵食や加熱食、ヴィーガン料理などと自由に組み合わせながら、自分のペースで取り入れてOKです。
たとえば「朝だけスムージー」でも立派なローフード。
また、ヴィーガンでない方も、気軽に取り入れて大丈夫。
「今日はちょっと体を休めたいな」
という日に、1品ローフードを加えてみる――
それだけで体はやさしく応えてくれます。
Q3. 冷たいものばかりで体が冷えませんか?
A:ローフード=冷たい食事、ではありません!
冷蔵庫から出してすぐ食べると確かに冷えますが、
・常温に戻す
・スパイスや発酵食品を組み合わせる
・夜は温野菜や発酵スープを取り入れる
といった工夫で、体を冷やさないローフードが十分可能です。
「食べ方がカギ」。
冷えやすい方こそ、温める知恵と一緒に取り入れることで、体の中から巡る感覚を実感できるはずです。
Q4. 栄養は足りるの?特にたんぱく質が心配…
A:ローフードでも、ナッツ・豆・スプラウト・テンペなどを組み合わせれば、植物性のたんぱく質はしっかり摂れます。
さらに必要に応じて、ヴィーガンプロテインを活用するのもOK。
もちろん、すべてを植物性にする必要はありません。
動物性食品を適度に取り入れている方でも、
食べすぎには注意しながら、
ローフードと組み合わせていくことで、
より軽やかで整ったバランスが生まれます。
偏りなく、体の声に耳を傾けながら、
“ちょうどいい栄養バランス”
を自分で選べるのも、ローフードの魅力のひとつです。
Q5. 続けるのが難しそう…
A:ローフードは「全部やる」必要はありません!
たとえば
・朝だけローフード
・週末だけ整えるメニュー
・外食の次の日にリセットメニュー
という方法でも、体はちゃんと反応してくれます。
“できる範囲で、続けやすい形で”。
それこそがローフードのいちばんの魅力なんです。
次回の【中編(Q6〜Q10)】では、
・スムージーは本当に体に悪いの?
・酵素は壊れる?
など、もっと実践的な疑問にお答えしていきます。
渋谷区神宮外苑前にてレッスン開催中!
ローショコラティエ協会本校
料理教室&LAB東京主宰
クスパ公認インスタアンバサダー
ELLEgourmet専門料理家
わかさ出版web”カラダネ”、発酵美、オリーブオイルライフなどコラムやレシピ執筆
現在までに40冊の本や雑誌に掲載
ローショコラティエ協会代表理事
ローフード国際プロデューサー
発酵専門家として活動中