私がローフードに“魅せられた”瞬間

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最終更新日:2024/4/20

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私がローフードに“魅せられた”瞬間
2025/6/20 9:09 UP

こんにちは。安藤千英です。
6月18日、ついに私の初めての著書
『&RAW VEGAN Step1 ─ ローフードの教科書』が発売されました。

&Raw living Step1ーローフードの教科書: 医師監修エビデンス、理論とレシピで始めるローフード入門 &Raw Wellness シリーズ (&wellness kitchen collection) Amazon(アマゾン)

おかげさまで、たくさんの方から
応援の声や感想をいただき、
まだ実感が湧かないまま……
でもじわじわと喜びを感じているところです。


今日はその本の冒頭、
「プロローグ」で少しだけ触れた、
“私がローフードに魅せられたあの瞬間”について、
もう少し丁寧に綴ってみたいと思います。




私がローフードに出会ったのは、娘の肌再生を願って「生きた食べもの」を探していた頃。

最初は、マクロビオティックを極めるところから
始まりました。
「やっぱり、1番大事なのは食べ物だ」
と実感はしていたのですが、
出会う料理はどれも茶色いものばかりで、
「なんだか違うな…」
という感覚も同時に抱えていました。


だからこそ私は、
当時から大根なら紅くるり大根や紫大根、
玉ねぎも紫玉ねぎ、
キャベツは紫キャベツなど、
できるだけ“色のある野菜”
を選ぶようにしていました。




実は、そういった感性が
雑誌などにも紹介されるようになり、
今思えばこの頃から、
料理家としての活動が静かに始まっていた
のかもしれません。






そんな中、Instagramで出会ったのが、
海外からのロースイーツやローフードの投稿。

そして、その中でもひときわ目を引いたのが、
マシュー・ケニー(Matthew Kenney)さんの
ローフードでした。


画面越しに見た彼の料理は、
もはや「食」というよりも、“アート”。


皿の上に広がる、色、質感、構成。
繊細で、美しくて、思想があって。

「こんな世界があるなんて…」
と、心が震えたのを、今でも鮮明に覚えています。


その瞬間から、私の中でローフードは
“生き方”であり、“表現”であり、“整える術”
になりました。


ローフードは、ただのレシピや栄養ではなく、
「何を選び、どう生きるか」
という“選択そのもの”。


つまり、ART(=術)なのだと、
気づかせてくれたのです。


だからこの本は、単なるレシピ本ではありません。
一皿一皿に、私が学び、体験してきた
「食べるART」が詰まっています。


読んでくださった方にも、
ただ作るだけでなく、
“感じる一皿”として
届いたら嬉しいです。

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先生情報
安藤千英
安藤千英
料理教室主宰/料理家   福岡県出身

渋谷区神宮外苑前にてレッスン開催中!
ローショコラティエ協会本校
料理教室&LAB東京主宰
クスパ公認インスタアンバサダー
ELLEgourmet専門料理家
わかさ出版web”カラダネ”、発酵美、オリーブオイルライフなどコラムやレシピ執筆
現在までに40冊の本や雑誌に掲載

ローショコラティエ協会代表理事
ローフード国際プロデューサー
発酵専門家として活動中


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