銀座ろくさん亭での日本料理修業を経て、パリで本場のフランス料理を学んだシェフ川名の料理教室
長女の引っ越しを昨日しました。
管理費込み月額**,000の1LDK。
お風呂と洗面所とトイレが別個と言う、ユニットバス
ではない結構贅沢な作りにびっくり、
六畳一間のフローリングに跳ね上げ式の収納ボックス畳(三畳)
を置きベッドのない和風生活です。
実家の物置からから使わなくなった鉄瓶や和食器、漆をごっそり
持って行ったのです。
「良いものばかり選んでいったよ(笑)」とは、母の言。(^_^;)
最寄り駅「茅場町」は昔、相場の街です。
住所は「中央******丁目」
車で五分ほど走ると、築地本願寺、そして築地市場の喧騒。
銀座からもなんとか歩ける距離。
土曜日のせいが人通りも少なく、マンションの前に
車を横付けし半日おいて置いても駐禁もなく中目黒
より余程静かで広くて良いです。
古くて地味な街。そんな印象。
マンションからでて少し歩くと隅田川にぶつかり、
屋形船が広い川面を流れてます。
左手(上流)には新東京タワーの威厳が。
右手は佃島の突端がまるでパリのサンルイ島を
思わせます。
「**、いつかパリに行ってサンルイ島を見てごらん、
ここと似ているから・・・。でもこっちの方が綺麗だと思
うだろうな。パリは古いから・・・」
川の直ぐ縁は遊歩道になりジョギングをしている人達が。
とても良い環境です。
二階の角部屋、
窓をあけるとガソリンスタンドで元気良く働く兄ちゃん達が
見えます。
緊急事態は、窓から「オー・スクール(助けて~)」と叫べば
店員がレスキュー部隊になりそうです。
そろいのユニフォーム姿が心強い。
「あの(先天性胆道閉鎖症で)死を覚悟した赤ちゃんが・・・。
飛び立った・・・」
長女をマンションに残し、一人帰ってくる車の中でしみじみ
思いました。
中目黒に戻ってくる途中に東京の二大寺院と出くわしました。
築地本願寺、芝増上寺・・・。
そのお寺さんが彼女を守って下さりますよう。にぎったハンドル
にギュッと力が入ってしまう。
僕がメルマガ(コラム、小説)を書き始めた八年前から先週の
金曜日まで・・・
毎朝、僕と背中合わせで、中学三年生の頃は高校受験勉強、
そして就職してからは朝食・・・。
をしていた長女が今朝からいません。(^_^;)
多摩美建築学科入学後、陶芸の勉強を始める。
80年 ろくさん亭(銀座)
88年 ジャック・カーニャ(パリ)
89年 キャフェ・セルクル(パリ)ミッシェル・ショーダン(パリ)
90年 ラ・シテ(ニューヨーク)
91年 キャーブドルオ(パリ), 帰国
92年 料理教室「エミーズ」(青山)料理長
95年 RIANT(代官山)
2013/1/16