JR・近鉄桑名駅から徒歩3分 フレンチ&イタリアンをベースにした少人数制料理教室&ワインのクラス
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12月のワインのクラス テーマは、年末のイベントっぽく(笑)「シャンパーニュはどれ?」 どのようなワインをお出しするか…だけを簡単に説明した上で、ブラインドで シャンパーニュ2種類(飲む機会が多くある大手メゾンと、お手軽シャンパーニュ)と できれば、フランチャコルタも当ててみましょう!という内容で。
ワインリスト 1.Champagne Laurent-Perrier La Cuvée NV
◇拠点:トゥール・シュル・マルヌ村 NM ◇品種:Ch50-55% PN 30-35% ムニエ 15-20%
◇醸造:瓶内熟成48ヶ月以上 100以上の平均クリュ率94%の格付け畑のぶどうを厳選して使用。
必要に応じて20〜30%程度、リザーブ・ワインを使用。
2.Champagne Vessier Cuvee Decouverte Brut NV
◇拠点:マルヌ NM ◇品種:シャルドネ1/3 ピノ・ノワール1/3 ムニエ1/3
◇醸造:瓶内熟成期間15ヶ月以上 「High Environmental Value」環境価値重視認証
3. Franciacorta Brut NV/Contadi Castaldi(ベラヴィスタのオーナーが設立)
◇産地:イタリア ロンバルディア ◇品種:シャルドネ80%、ピノ・ネロ10%、ピノ・ビアンコ10%
◇醸造:瓶内熟成期間26ヶ月 所有する19haの自社畑で造られるブドウの他、フランチャコルタの19村
に点在する110haの契約農家からブドウを購入、畑は海抜200m~540m、ステンレスと樽を使い分
けて区画ごとにブドウを発酵させ、80種類以上のベースワインを造る。
4.Beaufort Fréres “Brut Nature” 2021年/ André Beaufort
◇産地・品種:フランス ナルボンヌ産PN100%をシャンパーニュ地方で醸造 拠点:アンボネイ
◇醸造:野生酵母のみで発酵。シャンパーニュと同様1970年代から使われている古樽で発酵、翌年の6月
まで古樽で熟成。6月14日に瓶詰め。瓶内2次発酵は蔗糖ではなく残しておいたモストを使用。
瓶内熟成10ヶ月。 アンドレ・ボーフォールはシャンパーニュ地方ではビオディナミの先駆者(1970年代~)
5.Veuve Ambal Crémant de Bourgogne 2020年/ Marie Ambal
◇産地:AOC Crémant de Bourgogne 拠点:モンタニー ◇品種:シャルドネ、ピノ・ノワール
◇醸造:ステンレスタンクで一次発酵、MLF後、瓶内二次発酵 瓶内熟成期間36ヶ月 ガス圧:5.5 bars
傘下に3つのネゴシアンを所有するが、ヴーヴ・アンバル自体はクレマン・ド・ブルゴーニュ専業
6.MEMORIA D’ORO Lambrusco Secco NV/Medici Ermete & Figli s.r.l.
◇産地:エミリア・ロマーニャ州 I.G.T. ◇品種:ランブルスコ・サラミーノ
◇醸造:シャルマ方式/ステンレスタンク ユーロリーフ取得
ブラインドの結果、シャンパーニュはどれ?は、見事、全員正解! 味わいのバランスのよさ、香りの複雑さは、シャンパーニュならでは…ですね。 個人的は、4.のナルボンヌ産PN100%をシャンパーニュ地方で醸造したという ボーフォール・フレールの味わいの、豊かな果実味と酸味が、「ワインとして」 好みでした。 料理は、牛蒡のポタージュ、帆立のポワレ 白菜と柚子 お肉ゴロゴロな茸の豚肉のラザニア、パンシノンのシュトーレン 寒い時期に泡ばかりをたくさん飲むと、温かくてお腹に優しそうな料理が欲しくなる ので、ポタージュスープと、熱々のホワイトソースを使った料理にしようと…。 デザートのシュトーレンには、辛口のランブルスコで。 2024年のワインのクラスも、美味しく楽しく締めくくることができて、幸せ。 今年もご参加ありがとうございました!! 2025年も美味しく楽しく、ワインに親しんでいただけるよう、私自身も ブラッシュアップしていきます。
大手出版会社勤務を経て料理研究家に転身。大阪の有名調理師専門学校、パリのリッツで西洋料理を学ぶ。毎年フランス各地で郷土料理・家庭料理を学びレシピ開発に活かす。提案するレシピは、身近な素材を活かした「手軽に作れるおしゃれな料理、ワインが美味しく楽しめる料理」がコンセプト。
JSA認定ワインエキスパート・エクセレンス JSA認定SAKE DIPLOMA
日本ソムリエ協会三重支部役員