フランス料理を教えるということがわかっていなかった私だけど、信じた道を歩いて、楽しい今がある

  こんばんは！
 
フランス料理研究家＆ワインエキスパート
平野　久美子です。
こちらのブログはほぼ毎日21時ごろににアップします。
兵庫県芦屋市からお届け！
 

 
 
憧れのフレンチ！が自慢の一皿に～エレガントカジュアルフレンチレッスン
を開講中です！
料理教室の先生や特にお料理好きな皆様 「フランス料理をもっと身近に、でも品よく」 そんな新しい世界を、あなたのレッスンにプラスしませんか？
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＊。.・☆・.。＊。.・☆・.。＊【信じた道を歩いて、楽しい今がある。】フランス料理を教えるということがわかっていなかった私でした。＊。.・☆・.。＊
 
 
こんばんは！
 
昨日は、たくさんの方に
マリーアントワネットの詳細ページをご覧いただいて、とても嬉しかったです。
オンラインはないのですか？
などのご質問もいただいています。
今、撮影する時間が取れなくて
まだ準備が整っていないのですが
撮影さえできたら、
ぜひ、オンラインでも開催したいです。
 
 
 
今は、金曜日クラスの対面レッスンと
そしていよいよ今週末に
「マリーアントワネットが飲んだ最後のワイン」
のイベントをより楽しくするために
ない頭脳を駆使して
考えているところです。
初めてお越しになる方が多いので、
きっと緊張気味かと思います。
そんな皆様が
「来てよかった！！」と思って欲しいと
奮闘しています。
 
 
 
思えばこれまで、私の主宰するレッスンやイベントに、
延べ500名近くの方がご参加くださいました。
本当にありがたいことです。
 
 
私自身が作るフランス料理も、
この11年の間で大きく変化してきました。
 
 
はじまりは、ル・コルドン・ブルーで学んだクラシックなフランス料理。
あまりに感動してしまい、
学んだそのままのクオリティでレッスンをしようとしていたんです。
 
 
でもそれは、とにかく手間も時間も、費用もかかるものでした。
 
 
ある生徒様は「レッスンの後、疲れて昼寝しました〜」と話されていたこともありますし、
お料理の華やかさに惹かれて来てくださった方が、
その工程の多さに驚いて、次は来られなかった…なんてこともありました。
 
 
それでも、3年、5年と通い続けてくださる生徒様がいて。
そんな皆様と向き合う中で、
調理時間やクオリティのバランスを見直し、
好評なメニューを中心に少しずつ工夫を重ねて、
今のスタイルができあがってきました。
 
 
対面レッスンは今でも長くて、11時集合・16時解散。
「ちょっと長すぎるのでは？」と思われるかもしれませんが、
それでも私は、生徒様にはできるだけ食材に触れて、
調理に関わってほしいと思っています。
 
 
たとえ「デモンストレーションだけで十分」という声があったとしても、
私は、「ご自宅で仕上げて、ご家族のお口に入ってこそ完成するレッスン」にしたい。
だから時間を短縮するつもりは、今のところありません。
 
 
コロナ後にスタートした、オンラインの半年〜1年コースも同様です。
一品にかかる時間はだいたい1時間ほど。少し長く感じる方もいるかもしれません。
でも、それこそが“フランス料理を作るということ”なのだと、私は思っています。
 
 
行き当たりばったりで決めたようなメニューでも、
生徒様からは「家族がとても喜んでくれました！」
「おもてなしで大好評でした！」といった嬉しい感想を日々いただいています。
 
 
そんな私は、正直「調理時間が長すぎるのでは？」
「今どき時短が主流なのに逆行してる？」と不安に思っていた時期もありました。
 
 
でも最終的に、自分が心から「美味しい！」と思うメニューを、
自分らしい方法でお伝えし続けてきたことが、結果的に生徒様に喜んでいただけた――
そのことが、今の自信につながっています。
 
 
私が「フランス料理教室を始める！」と話したとき、
周囲からはこんな声がたくさん聞こえてきました。
 
「フランス料理って作れるの？難しそう！」
「時間もお金もかかるでしょ？」
「すごいね、そんな料理ができるなんて！」
 
そんな言葉に触れるたび、自分が広めたい料理は受け入れられないのでは？
と不安に思っていました。
 
 
でも私の思いは明確でした。
「こんなに美味しい料理が自分で作れるの！」と、喜ぶ女性を増やしたい。
「美味しいって、幸せだね」と笑い合える場を作りたい。
その気持ちだけで教室を始めました。
 
 
当時は、ル・コルドン・ブルーの同級生からも「えっ、フランス料理教室？！」と驚かれました。
（彼女は薬膳と組み合わせて、ハードルを下げた教室をされていました。）
 
 
つまりそれだけ、フランス料理には「難しそう」というイメージがあるのだと、
後から気づいたんです。
 
 
けれど私には、40年前に神戸の街でフランス料理を食べ歩いた経験があり、
30年前には家庭で作るフランス料理を習い始めていました。
私にとって、フランス料理は特別な存在でありながら、決して遠いものではなかった。
だからこそ、ハードルが高いと感じることなく進んできたのだと思います。
ある意味、怖いもの知らずだったのかもしれません。
 
 
でも今は、そんな私の料理を「素敵」「美味しい」と受け入れてくださる方がたくさんいて、
本当によかったなと思います。
信じた道を歩いてきた、その結果が“今の私”なのだと思います。
 
とはいえ、まだまだ道半ばです。
これからも、もっとたくさんの方と出会っていきたいと思っています。
 
 
長文にお付き合いいただいて、
ありがとうございました。
 
 
 
 
 
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料理研究歴30年/教室業11年
ル・コルドン・ブルー料理課程修了
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