分子ガストロミー セララバアド で魅惑の体験

この週末はまさに夏のような暑さですね。運動会だった方も多いのではないでしょうか。熱中症にならないよう気をつけてください。
さて、昨日は友人に御誘い頂き代々木上原にある、大地の恵みや風景を大切に演出してくださる分子ガストロミー的なレストラン セララバアド さんに伺いました。なかなか予約が取れないと人気店のようで、こんな機会を頂き光栄です😃

店内は北欧風の落ち着いた雰囲気。キッチンはオープンで橋本シェフご夫妻とその他の方3名ほど5スタッフがいらっしゃいました。
そして、メニューのかわいさ、テーマには目を奪われます。一体どんなお料理が出てくるのでしょう。

まずはシャンパンとともに、桜の枝に見立てたグリッシーニと生ハムとオリーブ。どれが食べれてどれが食べられないのかの見分けが〜。ワクワク感満載です。飲み物は、日本のワインや日本酒を主体にお料理と全てマリアージュとなっています。最初のみ、フランスのシャンパーニュでした。
お次は森の香りを閉じ込めたドームにはフィナンシェ楓の樹液のジュレと豚肉のカナッペ。

こちらには山形のシャルドネをマリアージュ

そのあとは枯山水をイメージしたガラスボックス真ん中の石のみ食べられます。しっとりしたインカの目覚めをイカ墨を使った生地でコーティング。アンチョビバタームースをつけていただきます。

春の高原をイメージした器には長野産のフロマージュに、クランベリーとローズウオーターのフォームがかけられています。塩味もきいて美味しい！

こちらはアボカドディップの上にオリーブのフレークがかけられ、まるで大地から芽吹いているかのように山菜のフリットが盛りつけられています。こちらは日本酒とのマリアージュ

白魚のフリットと押し麦入りの独活と海藻のリゾット海老のビスクの赤みがポイントに。セモリナ粉で揚げた白魚が美味しいです。
春霞をイメージしたものは鰆のグリルその出汁をかけスモークされた煙を演出せてくれます。お出汁が美味しい〜

鰆の上にはなんとオレンジの皮のすりおろし

ホロホロ鳥はモモはグリル。胸は低温調理されていてしっとり。今まで食べたことがないほどしっとりジューシーでした。キノコのソースがまた美味しい。ワインは山形産のピノだってかな？
デザートは芽吹きをイメージしたもの。ジンジャーアイスにチョコのムースには甘く煮たごぼうが。とても美味しくペロリと頂いてしまいました。

コーヒーとともにプチフールも。缶に入っていて可愛らしい。綿あめでエディブルフラワーを押し花にしたものアルダーフラワーのゼリー山椒のマカロン。どれもとても手が込んでいます。


お料理だけでなく、それぞれのお料理に対して和歌も添えられていてこうした演出が本当に素晴らしかったです。

楽しいみんなと幸せなひと時でした。次回は秋のテーマにお邪魔します。