ワインに合うお料理、テーマにそったテーブルコーディネートと盛りつけを楽しく学んで頂けます。
昨日は室礼のお稽古でした。気づけば習い始めて1年弱が経ちました。もともとテーブルコーディネートや歳時記については多少学んではおりましたが、山本先生の室礼はまた奥深く、最初のうちは自分の中でもしっくり落ちてこず、楽しむというよりは、行かなければならない義務感で行っているところもありました。でも学んでいくうちい少しづつ、自分なりの解釈ができ、この世界はもちろん正解というものはないので、先生から教えていただいた古代の教えをもとに、表現するものなのだと、楽しくなってきました。そして昨日のお題は花まつり。カトリックの我が家にとって、日本の歳時記や五節句を楽しむことはあっても、お釈迦様の誕生を祝う花まつり(仏生会)は馴染みがなく、とても新鮮でした。盛りものにはそれぞれ意味があります。今回生け込みに使っている中央の小さな竹の子(笋)は衣をつけているお釈迦様に見立てたものです。その周りには、五色の色使いの金盞花、連翹、小手毬、スイトピー、スターチスによって花御堂に見立てます。中央の麦は踏まれても真っ直ぐに成長する姿に仏の教えが
真っ直ぐに伝わることを願ったもの。
お供え物の独活はその名の通り、独りで活きる独立心を
空豆は仏豆とも呼ばれ、豆の先端が空を向くことから
その名がついたと言われています。
こちらは先生の作品⬇︎
そして仏様に柄杓で甘茶が濯がれることから、レッスンの後には始めて甘茶をいただきました。本当に甘くてびっくりしました。何故、甘茶をいただくかについては、甘い=黄色=信じる→仏の心を信じるということからきているのだそうです。
毎回が学びの場。知らないことを知るのはとても楽しいものです。帰宅後は早速玄関に生けなおしてみました。連翹があまりに長くて写真に入りきりません。
そして、今日のレッスンの買い出しに渋谷に寄った際に購入したお惣菜を器に移し替えての遅お昼ご飯。スナップエンドウとアボカドとブロッコリのサラダ、かぼちゃのサラダ
白身魚のクリームコロッケ風
ショーケースに並んでいる時はとってもおいしそうだったのですが、お味は、、、お惣菜はなかなか難しいですね。
本日はアフタヌーンティー最終日。今日も賑やかに楽しいレッスンとなりました。
IT業界で働く傍ら、趣味のインテリア、ワイン、料理について学び、インテリアコーディネーター、ワインエキスパート、食空間コーディネータ資格を取得。2008年より自宅にて、季節に合ったテーマ、食材、草花をコーディネートした、おもてなしのサロンを開催。ワインに合うお料理の数々を楽しい仲間と楽んで頂けます。
2020/4/13