メカジキのポワレとカポナータ、ポルペッタと新じゃがの白ワイン煮

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最終更新日:2022/9/26

bon repas ボン・ルパ 少人数制料理教室・ワイン教室(三重県桑名市)

JR・近鉄桑名駅から徒歩3分 フレンチ&イタリアンをベースにした少人数制料理教室&ワインのクラス 

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bon repas 日記

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メカジキのポワレとカポナータ、ポルペッタと新じゃがの白ワイン煮
2025/5/31 19:39 UP

5月の料理教室 一皿目は、「メカジキのポワレとカポナータ」
写真は、実は鰹のタタキ…。教室がスタートする段階で、鰹が安定的に入手できず、 代わりに、生のメカジキをよくみるようになったので材料を変更したという裏事情。(笑)   ところで、「カポナータ」と「ラタトゥイユ」の違いは?…20年以上前にホームステイ した先のプロヴァンスマダムは、「ズッキーニが入るかどうか」と教えてくれたのですが 私的には、カポナータは味付けが甘酸っぱく濃いめ、ラタトゥイユは塩とハーブで 野菜の旨味がたっぷり…というイメージなのです。勿論、イタリアか、フランスか、の 違いもありますが。今回は、ズッキーニと黒オリーブを入れたカポナータにしました。 これは、魚や肉の付け合わせにも、よく冷やして単体で食べても美味しいですね。   メインは「ポルペッタと新じゃがの白ワイン煮」 ポルペッタって、肉団子のことですが、今回はかなり大きく作って、中に美味しいもの を潜ませるという作戦で、食欲をそそるように。(笑) このレシピ、大阪関西万博のチェコパビリオンで食べた料理からのインスピレーション。 挽き肉にたっぷりハーブを使ってあったのが印象的で…。(実際に食べたものとは全く異なります) 皮付きの新じゃがの風味と合わせて、シンプルな美味しさを楽しめるようにしました。   デザートは「柑橘ジュレとヨーグルトクリーム」 ハーブを効かせたジュレに、生姜風味のクリームを組み合わせて、暑さを感じる頃にも 爽やかに食べられるデザートです。 ワインは、 Fantini Cerasuolo D'abruzzo 2023年/Farnese
ファンティーニ チェラズオーロ ダブルッツォ/ファルネーゼ
◆産地 イタリア・アブルッツォ州 モンテプルチアーノ ダブルッツォ チェラズオーロDOC
◆葡萄品種 モンテプルチアーノ100%
約6時間、果皮との短い醸しを行い、果皮を除き12度で15日間発酵。
「チェラズオーロ」は、イタリア語でサクランボ色の意味でラチウムの方言の「チェラーザ」に由来。
 
ほんのり赤い果実の香りで、フルーティーさとキレのある味わいが、幅広く
料理にも合わせやすく、ワイン単体でも楽しめるワインです。
 
6月の料理教室では、桑名の蛤を使ったレシピをご紹介しようと思います。
また皆様のお越しをお待ちしています。

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先生情報
谷藤 律子
谷藤 律子
料理研究家 ワインエキスパート・エクセレ   北海道出身

大手出版会社勤務を経て料理研究家に転身。大阪の有名調理師専門学校、パリのリッツで西洋料理を学ぶ。毎年フランス各地で郷土料理・家庭料理を学びレシピ開発に活かす。提案するレシピは、身近な素材を活かした「手軽に作れるおしゃれな料理、ワインが美味しく楽しめる料理」がコンセプト。

JSA認定ワインエキスパート・エクセレンス JSA認定SAKE DIPLOMA 
日本ソムリエ協会三重支部役員 


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