JR・近鉄桑名駅から徒歩3分 フレンチ&イタリアンをベースにした少人数制料理教室&ワインのクラス
11月の料理教室は、10月の旅でおいしかったものを再現してご紹介。 今年は、初のポルトガル・リスボンからスタートし、バルセロナ、バスク地方を巡り パリに立ち寄るという約2週間の旅程でした。 …ということで、今回、ご紹介したレシピ、 一皿目は「カリフラワーのスープ」 こちらは、毎年お世話になっているフレンチバスク在住の友人のレシピから。 アーモンドがカリフラワーの優しい味わいを引き立てて、スモークサーモンや シブレットオイル、ピンクペッパーが、味わいのアクセントに。 友人のElianeは、毎回、私のために新しいレシピを楽しませてくれる上に、 大変おもてなし上手で、色々と勉強になるばかり…。感謝‼です。 今回の旅では、とにかく魚介料理をよく食べました。シンプルな鰯の塩焼き をはじめ、イカやエビのソテー、そして、コロッケとピーマンの素揚げも 毎日のように。(笑)
…ということで、二皿目は魚介の盛り合わせ。 コロッケはリスボンで食べた塩鱈とチーズが入ったコロッケを再現してみました。 イカのソテーと、さすがに鰯の塩焼きは…ちょっと手を加えてオーブン焼きに。 そして、万願寺唐辛子をソテーして付け合わせに。 メインは、11月のアルチェネロタイアップ企画のため、現地で食べたものではなく、 パスタ料理を。「たっぷり茸と豚肩ロース肉のラグーソース 有機全粒粉フジッリ」 フジッリの特性を生かして、全粒粉のパスタが美味しく食べられるレシピを考案。 数種類の茸を形を残したり、ペーストにしたりして、フジッリにしっかりと絡む ように、そして、豚肩ロース肉を、ゴロっと入れて、食べ応えもあるように…。 白ワインとスパイス使いで、素材の風味が活きるレシピになったと思います。 ご参加の皆様、アンケートにもご協力いただき、ありがとうございました! デザートは、リスボンの空港で購入した「GINJA」(=サクランボリキュール) を味わっていただきたくて、シンプルなチョコレートケーキを。 空港で購入した際に、お店の人が、チョコレートと一緒に楽しむことを お薦めしてくれたので、焼いたケーキに「GINJA」を染み込ませてお出しすることに。 GINJA…甘いのですが、サクランボの甘酸っぱさが美味しくて、ブルーチーズと 合わせると、とまらなくなる感じです。(笑)次は、現地で飲みたい! ワインはポルトガルのものを選びました。 ヴィーニョヴェルデのロゼワインと、リスボンの白ワイン。
Janela Branca Vinho Verde Rosado NV/Quinta de Sao Sebastiao
ジャネラ ブランカ ヴィーニョ ヴェルデ ロサード ◆生産者:キンタ デ サン セバスティオン
◆産地:ポルトガル・ヴィーニョ ヴェルデ ◆品種:ヴィニョン40%、ボラサル30%、エスパデイロ30%
Dory Branco 2023年/Adegamae ドリー ブランコ ◆生産者 アデガマイン
◆産地 ポルトガル・リスボンIGP リスボン ☆ドリーはポルトガル伝統の鱈漁の舟に由来
◆葡萄品種 ヴィオジーニョ 30% 、アルヴァリーニョ 30% 、アリント 30% ソーヴィニヨン ブラン 10%
ポルトガルを代表する醸造家アンセルモ メンデスと若手のディオゴ ロペスが醸造。軽くプレス後、低温で2週間発酵。
バトナージュしながら4ヶ月シュール リー熟成。
10月のワインのクラスで「ポルトガルワイン」を取り上げた際にも感じたのですが、
ポルトガルワインって、とても親しみやすく、食事とも合わせやすいと思います。
特に、魚介料理は、合わせるワインを間違えると辛くなるのですが、この白ワインは
懐が深いというか、今回のどの料理にも寄り添ってくれていました。(笑)
旅を終えてから1ヶ月、あっという間に過ぎてしまいましたが、改めて、リスボンは
何を食べても美味しかったし、もっと色々と食べたかったなぁと。
また行けますように!!!
大手出版会社勤務を経て料理研究家に転身。大阪の有名調理師専門学校、パリのリッツで西洋料理を学ぶ。毎年フランス各地で郷土料理・家庭料理を学びレシピ開発に活かす。提案するレシピは、身近な素材を活かした「手軽に作れるおしゃれな料理、ワインが美味しく楽しめる料理」がコンセプト。
JSA認定ワインエキスパート・エクセレンス JSA認定SAKE DIPLOMA
日本ソムリエ協会三重支部役員