我が家の庭に植わっていて、夫が一番手塩にかけてきた木があります。
食べた実の中にあった種を植え、そこから芽を出したものです。はじめの10年位は鉢植えでしたが、6年前に土に直植えしました。直植えにしてから、ずんずん成長しました。
実は、ずっと「金柑」だと思って世話をしてきまして、今年初めて花が咲き、実がなり喜んでいたのですが、その実がずんずん大きくなる!「どう見てもこれは金柑ではない…。」となり、続いて浮上したのが「柚子?」なのですが、それにしても大きい…。先日黄色くなったので、ついに1つ収穫しました。
葉や実の付き方、実の形状や断面の様子、食べた実の味などを総合的に判断した結果、「八朔」と推定しています。まさか八朔だとは、これっぽっちも考えずに育ててきたのですが…。
お味は、おいしかったですよ!ちょっと懐かしい味。ここ数年、八朔は食べていません。あまり見かけないような気もします。
八朔ピールも作りました。収穫後すぐに作ったからか、えぐみが少ないような気も!?
自家製ピールの作り方は、「マフィン・パウンドケーキ風」「オレンジパン」のレッスンでお伝えしています。
パンに入れるには、白い部分ができるだけないように作ることをおすすめしていますが、今回はかじってみた感じでえぐみが少ないような気がしたので、白い部分も含めて作りました。
そのままつまんでも十分おいしいです!
そして、なんとビールに合うのです。普段はあまりビールを飲まないのですが、八朔ピールをちびちびとおつまみにしていると、ついついビールが進んでしまいます。
単にレシピ通り作るだけでなく、1回のレッスンで作るパンが幾通りにも発展するよう、基本+多様な展開をお伝えするレッスンをめざし、手作りならではの要素を盛り込んだレシピを開発。
6つのパン教室に通い、単発の教室やパン屋さんの講習会などにも多数参加。パン以外からもインスピレーションを得ながら、手軽さと一手間かけることの両面から、おいしいパンを作ることと、教えることの両面から研究を重ねる。
2013/7/3