菓子パンをつくるとき、砂糖の量でどう変わるの?
菓子パンの砂糖の量ってレシピによって本当に様々ですよね。
そもそもパン作りにおける砂糖の役割とは?
パンに焼き色をつける
味、風味を高める
砂糖の保水性により老化を遅らせる
酵母の栄養
などでしょうか。
砂糖がたくさん入るほど甘いのは想像できますが、実際どんな感じ?
ということで、
砂糖の量を15%、20%、25%で3種類の生地を焼いてみました。
一般的な食パンで5~7%なのでかなり多いですね。
この生地であんぱん、チョコパンも焼いてみました!
焼き色はやはり25%が一番つきやすかったです。
が15%でも十分きれいな焼き色になりました。
肝心の味は、
15%→ほんのり甘くふわっとしている
20%→パンだけでしっかりと甘味を感じる、しっとり
25%→より甘味を感じる、きめが細かくしっとり
あんぱんやチョコパンは、フィリングの味もあるので
15%と25%では違いが感じれたのですが、
20%と25%では、比べてみれば、違うかな位の感じでした。
砂糖を増やしたことで確かに
甘味が増し、翌日もしっとりとしていましたが、
日常で食べるなら少しでも砂糖を減らしたいので、10~15%で作ろうかなと思いました。
短大卒業後、京都のリテールベーカリーで約3年、徳島の天然酵母を扱うお店で約3年の計6年間パン製造を担当する。
出産後、公共施設で2年間パン教室を開催、カフェへのパン提供を行っている。
酒種酵母を使用した自家製酵母のレッスンを開催しています。