パン作り!油脂の役割について。バターの代わりにマーガリンでも大丈夫?

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最終更新日:2021/10/25

パン教室アンブレッド(大阪府吹田市)

次の日かたくなっちゃうパンからの卒業!!一日たってもやわらかいパン作りのコツをレクチャーします。

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吹田・千里丘のパン教室アンブレッド『次の日硬くなっちゃうパンからの卒業!』

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パン作り!油脂の役割について。バターの代わりにマーガリンでも大丈夫?
2019/9/26 3:25 UP

パン教室コンセプト / プロフィール / レッスン詳細 
吹田市・千里丘
パン教室アンブレッドの

安東むつみです。


コースレッスンをスタートするにあたって
今まで以上に試作や練習も含めてパンを焼く頻度が
かなり増えてます(^^)


気がつくとあっという間に

強力粉が足りなくなりそう!!

バターがあとちょっとしか残ってない!
なんてことになってます(^^;)


私がいつも材料を買いに行く
製菓材料のお店があるんですが、

ここ数年、バターのショーケースのところには
「お一人様2個まで」と制限があります。


ちなみに教室のレッスンでは
よつ葉バター(食塩不使用)を使用しています。






バターの品薄状態、まだ続いているんですね・・・。


そんな状況からか
以前、パンのレシピにはバターって書いてあるけど
マーガリンでも出来るんですか?

と生徒さんによく聞かれました。

実際、マーガリンに置き換えてもパンは焼けるんですね!
風味や食感が変わりますが代用は可能です。


でもバター独特の風味と香りは少し欠けるので
あっさりした味わいになるかと思います。



主にパン作りに使う油脂には
バター、ショートニング、ラード、サラダ油やオリーブ油などがありますが

パンに入れる油脂の役割は?


パンに味・香り・風味を付ける。
ガス保持力を強めて、窯伸びをよくする。
パンの水分蒸発を防いでくれるのでかたくなりにくく、
老化を遅らせる。

という効果があります。


ちなみに
風味の点でまさるのはやはりバターだと思いますが、

ショートニングは無味無臭なので
ほかの副材料(粉の風味やフィリングなど)
引き立ててくれ、さっくりとした仕上がりになります。

なので私は惣菜パンにはよくショートニングを使用した
パン生地を使いますね(^^)


そしてもうひとつ
有塩バターでも大丈夫ですが?

という質問もよく受けます。


基本、パンのレシピでバターと書かれているものは
無塩を使用するのが一般的だと思います。


有塩バターでも
バターの配合が多くないパンでは
そこまで塩分は気にならず代用も可能ですが、


バターを折り込んで作るデニッシュや
バターをたっぷり使うブリオッシュのようなパンを作るときは
注意が必要です。


発酵にも影響が出てしまい、
出来上がりのパンも塩気が強くなるので
無塩バターを使用してくださいね!

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先生情報
安東 睦
安東 睦
フードコーディネーター   新潟県出身

フードコーディネーター。 0型だけどキッチリ計量が大好き♪ 大手料理教室の講師経験を活かし 吹田市千里丘の自宅にて 『手ごねパン教室アンブレッド』を主宰しています。 次の日かたくなっちゃうパンからの卒業! 家族に喜んでもらえるパン作り^^ たった10分のこねで、翌日もフワフワ美味しいパンの作り方のコツ! しっかりレクチャーいたします。

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