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最終更新日:2017/9/1

料理教室&BistrotRIANT-りあん-東京目黒区中目黒(東京都目黒区)

銀座ろくさん亭での日本料理修業を経て、パリで本場のフランス料理を学んだシェフ川名の料理教室

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愛される料理=料理と人生をおいしくする秘密=

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意味は生まれる Vol.1194
2010/10/5 9:24 UP

料理教室&BistrotRIANTのメールマガジンです。
料理人・川名克典の料理セミナーでは伝えきれない
技術の裏に隠されているものを書いています。


それは、料理と人生をおいしくする秘密そのもの・・・。



  「何を書こう?」

  この台詞から始まるメルマガは、本当に書き詰まっている時。
  (笑)


  今まで何度この状況に追い込まれただろう?
  それでも何とかつなげている。
  毎日、奇跡的なことに朝がやって来るのだから。


  朝がやってこないなんて、誰も思っちゃいない。
  小説や映画の世界でしかないと思い混んでいる。
  もしかしたらと感じている人でも、本当に朝が来なかったら、
  「嘘だろ」って叫ぶだろう。


  よく、苦悶に満ちた人生を歩んでいる人に「明けない夜はない」
  って台詞で励ましたり慰めたりするシーンがあるけれど・・・。
  へそ曲がりの僕は「本当?」っていつも思う。
  
  地球が太陽の周りを回っているのも、太陽があの火力で燃え
  続けているのも・・・。このスピードも・・・。
  何一つとして、約束されていない。


  たまたま人類がその奇跡的な糸の上にすがって生きていて・・・。

  すがっているという認識がないから皆勝手な事を言って、やり
  たいようにやっているだけ・・・。
  糸が切られたり、はずされたり、たわんだり、ほんの少し揺れ
  ただけで大混乱する。



  ただ「明けない夜はない」を否定する訳じゃない。
  そう思い続けて生きること自体に意味が生まれることを知って
  いるから・・・。
  意味はあるのではなくて生まれるのだ。

  それを人は先取りしたい。
  理由は、人より少し早く先取りできた人が多分・・・。
  今の地球上では富を手に入れられるから。
  

  窓の外では子雀達が、昨日たっぷりとまいた餌に気がついて
  大勢でやって来た。


  プランターの根本は勿論、窓のサンにも置いてみた。
  そうしたら、おっかなびっくりなんだろうけれど、勇気ある
  一羽がやって来てつまみ始めた。


  一つつまむと「あっちきょろきょろ」「こっちきょろきょろ」


  もっと落ち着いて食べたらいいのにと思ってしまうけれど、
  習性なんだろうから仕方がないし、それで満足なのだろう。


  人間や飼われている小鳥とは違う。
  うちのオカメ達は、餌箱の中に顔を突っ込んで黙々と食べ続
  ける。
  後ろから背中を触ってやっと気がつくほどだ。
  それでも、こっちを睨むくらいで逃げようなんてしない。


  人間なら人の目を盗むようにしながら食べても、幸せな気持
  ちとはほど遠い。




  網戸を隔ててすぐそこにいる。
  子雀の仕草は、ほんとに可愛い。
  もし、生き物を飼いたいけれど飼えないと言う方がいらっし
  ゃるならこうして飼えばいい。
  
  小鳥の餌を買ってきて、それをプランターの根本にまいてや
  り、なれてきたら少しずつ窓の付近まで・・・。
  香草とかのプランターだと食べられてしまうかも知れない。


  僕はゴールドクレストの根っこだから、餌と一緒に雑草もつ
  まんでくれて好都合だ。
  そして、網戸の付近まで来たならしめたもの。
  既に飼っているのと何らかわりがない。


  留守を気にしないで出かけられるし、餌だって義務にはなら
  ない。気が向いたときにやれば喜んでくれる。
  飲み水や水浴び用の水を換える必要もない。


  義務も責任もないかわりに、いて欲しい時いるとは限らない。
  肩にのせたり掌で遊ばせたり、鼻とくちばしでキスをしたり、
  そんな事は全部「ほぼ」あり得ない。


  それでも、生き物を飼うのは大変だから・・・。
  目を細めて「可愛い」と言う気持ちになりたいだけなら・・・。
  十分すぎる。
 




今日も、新しいインスピレーションを求めて・・・。
引き寄せる一日でありますように。 (^ー^)v

そして・・・
いつも 「ありがとう」
メールマガジン「愛される料理」
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発行者    :料理教室&BistrotRIANT-りあん-川名克典
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先生情報
川名克典
川名克典

多摩美建築学科入学後、陶芸の勉強を始める。
80年 ろくさん亭(銀座)
88年 ジャック・カーニャ(パリ)
89年 キャフェ・セルクル(パリ)ミッシェル・ショーダン(パリ)
90年 ラ・シテ(ニューヨーク)
91年 キャーブドルオ(パリ), 帰国
92年 料理教室「エミーズ」(青山)料理長
95年 RIANT(代官山)


教室からのお知らせ

2013/1/16

2013年1月14日より、シェフ&講師の川名が新たなチャレンジをしております。

新たなチャレンジとは、川名が18年前から毎日書き留めている料理小説をブログで毎日少しずつ紹介。このブログをFacebookで発信するというもの。

「料理を小説で学び(感じ)、料理を愛して欲しい」

これが川名の願いであり、この取り組みをスタートした理由。是非、川名が実体験を活かし描く、「料理小説」をお楽しみください。

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Facebookページには教室の料理レシピ写真24ヶ月分をUP中!是非ご覧頂ければ幸いです。


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