【「ハレ」と「ケ」と食事を考える】

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最終更新日:2024/5/20

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【「ハレ」と「ケ」と食事を考える】
2022/1/5 16:17 UP

カウンセリングと料理療法で愛せる自分を作る 木村綾子です。

<ハレとケ>
「ハレ」「ケ」ってわかりますか?

Wikipediaによると
「「ハレとケ」とは(中略)ハレ(晴れ、霽れ)は儀礼や祭、年中行事などの「非日常」、ケ(褻)は普段の生活である「日常」を表している。」
日常と非日常という分類のようです。

ハレ、は
晴れの日、晴れ着、晴れ舞台、などの言葉に今も概念が残っていますね。


<ハレの食事、ケの食事>

その「ハレ」「ケ」を食事に当てはめてみるとどんな感じでしょうか。

ハレの食事=非日常食、ということなら、私はご馳走メニューを思い浮かべます。

お肉始めとする高級食材。

カロリーも高め。

凝った味付け。

芸術的な盛り付け、など。

スイーツもここに入る、と思います。

少し昔までは砂糖は貴重品で、めったに食べられないものだったわけですからね。

消化の負担が大きいものが多いなという印象。

一方ケの食事=日常食、というと?

私ならお味噌汁、玄米ご飯、お漬物、納豆、蒸した野菜、などでしょうか。地味~。

質素そのものです。


江戸時代くらいまでは「ハレ」「ケ」の境目が結構はっきりしてたんじゃないでしょうか。
年に数回だけだったのでしょう。

<私の考える食事>
東洋医学的な陰陽で考えると、
ハレ:強い陰性、強い陽性の食事
ケ:中庸の食事
となります。

人間の体が恒常性を保とうとする働きをホメオスターシスといいます。

バランスを崩したらそれをもとに戻そうとすることです。

人間の体の状態で一番ラクなのは中庸。

だから中庸を保とうとします。

陽性すぎる食事や陰性すぎる食事をとるとバランスをとるために体は必死になるので、疲れます。

だから普段は中庸の食事がいい。

中庸の食事というのはまさに先程書いたような「地味~」な食事。

たまにハレの食事を楽しむためにも、普段は極力、負担の少ない食事を心がけています。


<食事で自分を作っていく>
私が師事していた東洋医学の先生は「人間は事故と自殺以外全員生活習慣病で死ぬ」とおっしゃっていました。

生活習慣が病気を作るということです。

体調不良が長年の習慣によって出来てしまうのなら、習慣の変更によって体調をよくすることもできるはず。

つまり食事によってどんどん健康になることは可能なのではないか。

本来食事だけでなく睡眠、運動などライフスタイル全般に渡ることですけれど、まずは食事の偏りを整えることからスタートするのはとてもいいことです。

食事はやればやるだけ達成感もありますからね。

自分で自分を良くするために、整えるために、自分の食事をもっと大事にしてほしい。

自分を大事にする最強の手段、それは食事です。







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先生情報
木村 綾子
木村 綾子
ご自愛料理研究家   神奈川県出身

自炊は自分をよくする究極のセルフセラピー ご自愛料理研究家の木村綾子です。医者や薬に頼りたくない方に、心身のプチ不調がよくなっていく自炊を教えています。不調改善になぜ、食事、なぜ自炊?かというと、私自身の経験から、自炊は心と体の健康を作るのに最強の療法であると実感したからです。
自分を幸せにするために自炊する人を増やすのが 私の志命です。


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