自分で自分の食事を作ると自分に自信がもてるようになる

カウンセリングと料理療法で愛せる自分を作る　木村綾子です。




「親に言われるとおりにいい子でやってきた。

勉強もスポーツもがんばって、高校も大学もそれなりのところに進学できたつもり。

人から見たらそこそこ順調に進んでいる人生に見えるみたい。

でも実際の自分は自分にまったく自信がなくて、人に褒められても素直に受け取れない。

そんな私の態度は謙虚通り越した卑下、と映るらしい。

でもとにかく自信がないのだ・・・人にどんなに大丈夫と言われてもそう思えない・・・」

上記のAさんはそんな自分がいやで、何とかしたいといろいろなことを試していました。

メンタルカウンセリングやコーチング、スピリチュアルなものから占いまで、手を出しました。

施術系のものはその時は効果があるけど、時間が経つと戻ってしまう。

効果が薄れてきたら再度受けるのは経済的に厳しい。

それにしばらく経つと戻るということは、根本解決にはなってないということ。

自分でできて継続が難しくないセルフケアがないか、探していました。

そんな時、出会ったのがマクロビオティックという食事法でした。



もともと料理は好きだったけど、マクロビオティックの料理は失敗しようがないほど簡単。

調味料も少なくていい。続けると健康になれるという医学的な根拠も多くある。

そもそも日本発祥の食養生だから、日本人の体質（欧米人よりインシュリンの量が少ない）や気候風土（夏の高温多湿、冬の乾燥など）の中で実践することに適しているのです。

季節を追いながら食材や調理法を変えていくのも楽しくてワクワクしました。

始めて半年で体重が1割自然に減りました。

風邪をひいて体調を崩すこともとても減り、慢性的な頭痛もなくなりました。

体調不良が減り体力がついてきたことを実感しました。

体重減と肌や髪の調子がよくなったことで、見かけにも少し自信がもてるようになりました。

料理は簡単なものであっても、自分で作れば出来上がったときに達成感を感じることができます。

食べればおいしく空腹が満たされます。

手作りであれば材料も安心です。

外食や中食、インスタント食品を食べる回数が減れば、

確実に健康度はアップします。体調がよくなってくればメンタルの状態も底上げされます。

体の健康だけでなく、脳の健康もアップします。

そして何より自炊すると、自分を大事にしたという満足感と大事にされた喜びとを得られます。

誰かに大切にされること、それは機能不全家庭で育った人が求めてやまないものであり、自己肯定感の源泉です。

自炊は自分の中に自分をケアする自分をもてることに他ならないのです。







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