Salon de Mirepoix (ミルポア料理教…
シューファルシってどんな料理?
Kyoko Takeuchi 先生のブログ 2025/2/11 16:40 UP-
こんにちは!
今月のレッスンでは 「シューファルシー」 を作っています。 あまり馴染みのない名前かもしれませんが、 実はフランスの代表的な家庭料理なんです。
シューファルシーとは?
フランス語で 「シュー(chou)」=キャベツ、「ファルシー(farci)」=詰める という意味を持つこの料理は、 日本のロールキャベツに似ています。 でも、決定的に違うのは丸ごとのキャベツを使うこと!
日本のロールキャベツは、 葉を1枚ずつ使って俵型に包みますが、 シューファルシーは キャベツの葉とお肉の層を重ねていき、 最終的にキャベツの形に戻していくという作り方。
煮込んだ後の見た目は、 まるごとのキャベツが鍋にドーン! というダイナミックな仕上がりです。
でも、カットすると中は キャベツとお肉が層になった美しい断面! 華やかさもあり、 おもてなしにもぴったりな料理です。
「大きすぎる?」そんな時は小ぶりにアレンジもOK
丸ごとキャベツ1個を使うと、 かなりボリュームが出るので、 一人暮らしや少人数の家庭では「ちょっと多いかも…」と思うかもしれません。
そんな時は、ロールキャベツのように小ぶりにアレンジ するのもおすすめ。 葉を2〜3枚使いながら、 丸い形を意識して ミニサイズのシューファルシー を作ると可愛らしく仕上がります。
スープと一緒に楽しむのがポイント
シューファルシーは、 スープと一緒に煮込んで食べるのが基本です。 今回は、トマトベースのミネストローネ に合わせていきます。
シューファルシーをミネストローネと一緒に火入れすることで、 キャベツの甘みとお肉の旨みがスープに溶け出し、 それ自体が美味しい「ソース」になるのが特徴。
スープと一緒に味わうことで、より奥深い味わいになります。
作り置きにも便利!朝ごはんや夕飯に大活躍 シューファルシーは 作り置きしておくと、とても便利な一品。
・カットして1切れずつ楽しむ(まるでケーキみたい!) ・煮込み料理なので日持ちも◎(寒い時期は特に安心) ・朝食や夕飯に少しずつ取り分けられる
手間をかけたように見えるけれど、 実は簡単に作れて、見た目にもインパクトがあるので、 おもてなしにもピッタリです。
今月のレッスンでは、 このシューファルシーを美味しく&簡単に作れるコツをお伝えしています! ぜひおうちでも試してみてくださいね。
先生情報 |
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Kyoko Takeuchi |
大学卒業後、IT業界にて働く傍ら、ル・コルドン・ブルー東京校にて料理のディプロム取得。 その後、和食、中華と各方面の専門家に師事し、退職、出産を経て、 2012年より自宅にて料理教室「Salon de cuisine Mirepoix(ミルポア料理教室)」を開設。 2015年よりクックパッド料理教室 認定講師。 プロフィール詳細をみる |