安全で上質な素材で作る簡単サルシッチャ、絶妙火通り鴨の載ったゴルゴンゾーラリゾット、簡単・短時間で作れるのに満足度の高いふっくら舌平目ソテー、最後は最近日本のイタリアンレストランでもぽちぽちお目見えしてきたピエモンテのチョコレートプリン「ボネ」、とごちそう揃いのイタリアンコースを先日レッスンしました。でも、どれも意外と作りやすいんです!
1品目「自家製サルシッチャ」
出来合いのひき肉でなく、肩ロース肉のブロックから挽いたお肉を使用。挽き方は粗挽きと細かい挽きの2種類にし、お肉の食感が単調にならず楽しめるようにしています。羊腸を使うとなると敷居が高くなるので、敢えて使わず、でも食べるとしっかり上質なサルシッチャ。ハーブも数種入り、イタリアンらしい一品になっています。付け合わせはさっぱりとした新タマネギのマリネとセルバチコ。赤ワインが合いますね!出来合いのソーセージは何となく、添加物が気になりますが、素材から安心して食べられます。
2品目「鴨を載せたゴルゴンゾーラリゾット」
ゴルゴンゾーラリゾットだけでも十分ゴージャスなメニューですが、その上に京都産鴨のピンクローストを薄切りにしたものをちりばめました。鴨だけでも美味しく、リゾットだけでも美味しく、そこにバルサミコソースが絡んで、幸せでリッチな気分になるリゾットです。「鴨がこんなにびっしり、リゾットが見えないくらい!」「美味しい!」と生徒さんたちもすっかり堪能なさってくださいました。
3品目「舌平目の地中海ハーブソテー」
大きくてフレッシュで身のぷっくりした厳選舌平目を使用。調理前の魚を人数分並べた様は圧巻で「立派な舌平目」「こんな舌平目観たことない」とお魚たちの写真を撮られていらっしゃいました。普段から美味しい舌平目を調達できるお魚屋さんをリサーチしており、注文してゲットしたお魚です。美味しいお料理はまず食材調達から始まっています。いろいろ隠し味、ハーブを入れ、ふっくらと焼きあげ、ばっちりレストランの仕上がり。メインがお魚だと物足りない感があったりするものですが、量的にも質的にも満足度が高い魚メインとなっています。召し上がっていらっしゃる途中でメゾンドトリュフのトリュフオイルをおかけし、さらに美味しさの変化を楽しんでいただきました。
デザート「ピエモンテのチョコレートプリン、ボネ」
最後まで美味しいは続きます!最近はこのデザートを置いているレストランもぼちぼち出てきましたね。でも一人分の大きさだったり、スライスされていたりです。ホウルでケーキのようにお出しする演出に「可愛いー!」と歓声が上がりました。マカロンの元祖とされるアマレッティというアーモンドパウダーの入ったビスケットや、エスプレッソが素材として入っているので、いわゆるチョコレートプリンとは違います。ちょっと大人な、食べ慣れてないだけに新鮮な感覚のデザートです。
一人前に切り分け、アイスクリームか生クリームを添えていただきます濃厚だけど、意外とさっぱりしてます。
「美味しいものを食べているときが一番幸せ」と生徒さん。「早速今週末作ります」と喜んでいただいてよかったです!ご家族やご友人と、美味しい幸せを分かち合っていただけたら嬉しいです。美味しくて華やいだ食事にときめいて、人生の素敵な時間をお過ごしくださいね。
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高校と大学の間に、オーストラリアに1年ホームステイ留学。州知事宅等にステイし、ホームパーティー料理や西洋スタイルの料理に開眼する。
大学卒業後、大手料理学校や個人料理教室に通う。3年在住したパリでは、コルドン・ブルーや個人のパスカル・アルマーニ氏に学ぶとともに、
星付きレストランからビストロまで食べ歩き、舌と美意識を鍛える。世界40カ国を食べ歩いたグルメ経験を活かした各国料理教室を主宰。