茶教室エルミタージュ 紅茶マナー研究家・藤枝理子のサロンマダム日記 佐倉マナーハウスに初めて訪れたときコンサバトリーにティールームはありませんでした。「 こんなに素敵な場所で紅茶をいただけたら… 」そんなお話をしていたら 次に行くと、紅茶とお菓子が用意されていました。「 コンサバトリーでアフタヌーンティーをいただけたら最高… 」それから数年後、アフタヌーンティーをはじめましたという嬉しいお知らせが!遠方からはるばる訪ねて来るかたがたにそして地域のかたがたにも少しでもくつろいでいただきたいという気持ちがティールームという形になったそうです。アフタヌーンティーを彩るスコーンもイギリスのカントリーサイドのティールームの風合いです。佐倉の地は成田空港に近いという土地柄航空会社や商社などのお仕事の関係でイギリス駐在帰りというお客様も多いそう。そんな方々とのお話の中でイギリスの本場のスコーンのテクスチャーは日本人の概念と少し違うことやスコーン生地の甘さを控えるとクロテッドクリームの味を引き立つことなどなど…何気ない会話の中からヒントを得てレシピに活かし試行錯誤をしたそうです。まさに、お客様に育てられてたティールームだからこそ地元のかたからも愛されるコミュニティの場にもなっているのだと感じました。それはイギリスのカントリーサイドのティールームの姿とも重なります。 佐倉マナーハウスティールーム 『 英国式アフタヌーンティーの世界 』 P140 コンサバトリーで紅茶を それはイギリス人憧れのコージースタイル住所:千葉県佐倉市上志津続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』