大田区久が原の少人数制家庭料理教室。普段使いの料理からおもてなしまで。駐車場有。
こんにちは。料理家の戸根みちこです。
私の密か趣味、DIY。
最近、新たに取り組んでみたのが、ドアノブの交換。
リビングエリアに入るところのドアノブが最近固い。
レバーハンドル型なのですが、何かが引っかかっている感じで、グッと押し下げないと動かない時がある。
そのまま使用していたらいつか動かなくなる日も来そうなので、
セルフ修理、からのセルフ交換しました。
意外に簡単だったので、やり方を記録しておきます。
1.ハンドル取り外し まずは分解して現状確認してみることに。
ネジを外してハンドルを取り外し、それからドアの中に埋め込まれているパーツを取り外します。
2.パーツ分解 ぱっと見問題ある部位を発見できなかったので、ドア内部に埋め込まれていた部分を分解してみました。
そこで、驚愕の事実に気づく…
ハンドルを下げた時に回転する部位が、バッキバキです。
シリコンスプレーでもさせば直ると思っていた考えは脆くも打ち砕かれる。
強力接着剤で接着を試みるも、かかる圧が強すぎてすぐにまた壊れてしまう。
この段階で、修理を諦めて交換を決意。
3.サイズを計測する
ドア内部に埋め込まれている部分を
バックセットといいます
(上の写真にある、壊れちゃっていた部分ね)。
この部分が既存の穴にはまらないと
始まらないので、
ドア側面の穴の直径を測るのが大切。
私が購入したハンドルはこちらのもの。
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基本的にどのハンドルも
設計図が見られるので、
設計図を参考にして
ご自身のドアを計測してください。
特に気をつけるべきは、
奥行きと穴の直径、
それからハンドルの位置
(この設計図ではB.S.50となっているところ)
です。
ここのサイズが合えば、おおむねクリア。
あとは、ハンドル自体のサイズを確認しましょう。
土台部分が既存のものより
極端に小さいと、古いネジ穴が見えるリスクもあるので
できるだけサイズの近いものを選びたいところ。
ハンドルサイズも既存のものと近いと
使った時の違和感がありません。
4.新規ハンドルのバックセット設置 Amazonでポチったハンドルが無事届きましたので、設置します。
設置するまで2日程、ドアが閉まらない生活を送っていました。
いざはめてみると、バックセット部分は問題なく入りました。
が、ドアに取りつける金具が数ミリの違いではまらない。
今までの金具は角が丸かったのですが
今回のは角ばっているのが原因。
こんな時は彫刻刀(持ってない人は100均で購入して)が便利。
削る部位を下書きしてから、彫刻刀で削ります。
ほんの少し削るだけでハマりました。
あとは上下のねじ止めをしたらラッチ部分交換完了。
5.ハンドル設置 さて、ドアノブ交換の最終段階です。
あとはハンドルを穴に通して設置するだけ。
このハンドルは上下2箇所でねじ止めするタイプ。
既存の穴と微妙に場所が違ったので、
ネジを入れる部分にマークをつけ、
のみなどで下穴を開けます。
下穴開け、面倒だからとスキップすると
板が割れたり
ねじ止めの位置がずれたりと
ろくなことがありません。
面倒くさがらずにやってください。
ちなみに私は電動ドライバーを使って下穴を開けています。
電動ドライバーはRYOBIのコード式のものを愛用。
今は京セラになっているようです。
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Makitaに比べたら手頃なお値段だけど性能はしっかり。
過去に色々手を出したけど
みんな壊れ、この子にしたら
ずっと使えてます。
ねじ止めは、手回し推奨。
電動ドライバーだと強く締めすぎてしまうリスクがあるからです。
反対側も同様に設置したら完成です。
本来は、柱側の受け口も交換するのですが、
今回は既存のものが問題なく使えたので交換していません。
所要時間は30分程度。
業者さんを探して日程調整して、
なんて手間を考えたら
自分で交換する方が手っ取り早い気がします。
ドアノブの調子が悪いまま使い続けると
最悪ドアが開かなくなる可能性もあるので
放置せずセルフ交換も考えてみてください。
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私の料理教室では、そこら中に施された
DIY探しも密かな人気。
次回レッスンは4月です。
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料理家・圧力鍋料理研究家
大田区久が原の家庭料理教室、MICHIKO's Cooking主宰。
どんなに忙しくてもおいしい料理があれば家族が笑顔で元気になることに喜びを覚え、料理の道に進む。
普段使いの材料で気負わず作れて、おいしく美しく、体にいい料理を提案。
主婦目線で作りやすい料理が好評で、企業・雑誌向けのレシピ開発やワークショップ講師、コラム執筆、テレビ出演など幅広く活躍している。