酒種酵母・自家製酵母・ホシノ酵母のパン教室。ご自宅でも再現できるようわかりやすくお教えしています
今年も、八重桜を入手して桜酵母を仕込みました。 毎年作るわけではなく、
ちょうどよいタイミングで実家へ行くと
摘んで持ち帰り、作る酵母です。 八重桜 ちょうど満開の時期。 枝を折る前に、まずは写真におさめておきました。 帰ってから、虫出しも兼ねて、広げたら花と若葉を摘みます。 今までじっくり見たことがなかったのですが、
こんな花があることに気づきました。↓ 桜の中心にさらにつぼみがあるのです。
調べると、二段咲きといって、外側の花が終わった後にもう一度咲くのだそうです。 ザルにめいっぱいのふわふわの桜。
このまま眺めていたい(笑) ボウルにためた水に優しく入れて、
2度ほど水洗いしてから瓶に詰めます。 これもこのまま眺めていたい(笑) 1瓶にぎゅーぎゅーに花と葉を入れたたため、途中、エキスまで溢れてきて大変なことになりまして・・・あきらめて途中から2瓶に分けました。
ま、小さじ半分程度のお助けレーズン酵母はありましたが、それにしてもひと晩でシューシューくるとは思いませんでした。
溢れ出たエキスは戻さずに(ココ大事)、まだ発酵は浅いですが元種を起こしてみたら順調に発酵して、あれよあれよと元種完成。 これで安心してパンに使えます。 「食パン」HB焼き まずは「食パン」から焼くことにしました。 スライス前の様子はこちら。↓
はい、
おなじみのこのカタチはホームベーカリー(HB)焼きです。 私が2階に行っていた間に焼成モードになり、
上にまで届くほど「桜餅」の香りが家中に充満していました。 桜の香りを残すため、元種だけでなく、液種も使ったのです。
具体的には、液種を水分の半量ほど加え、
かわりに、元種はいつもの半分でセットしました。 ちょうどよく発酵もすすみ、途中で発酵延長したりもせず、
最後までおまかせで焼き上がりました。
焼き色もちょうどよかったですね♡ 「カンパーニュ」 次に焼いたのは「カンパーニュ」
ん、これも定番です。 元種に全粒粉が入っているので
やや茶色みがかった素朴な内層です。 食パンと同様、液種併用しているため、
こちらもオーブンに入っている間ずっと
桜餅のおいしい香りが漂っていました。 (焼き上がったあとは、スライスするまであまりにおわないんですよね) サンドイッチにもちょうどよいし、
せっかくの桜酵母なので、あんこのせてそれこそ桜餅感覚で食したいです。 おまけ。
葉っぱの泡ぶくをアップでどうぞ。 春が終わらないうちに、
もう少し桜のパンを焼こうと思います。 つづきはこちら↓ https://diary2.mariko.biz/2023/sakura-yeast-bread2/