ローフード発酵LAB /ロースイーツ・ローチョコレート

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(東京都渋谷区)

味噌蔵と繋がる発酵と暮らしと未来の味噌

安藤千英 先生のブログ 2025/4/7 8:26 UP

こんにちは、&LAB東京の安藤千英です。


先日、私にとっても大切なテーマである「発酵」と「暮らし」を”ツナグ”イベント


『味噌蔵ごと、我が家にやってくる!』 
を無事開催いたしました。


今回は、愛知県岡崎市の老舗蔵元「桝塚味噌」代表の野田社長をお迎えし、
味噌づくりのワークショップとオンライン蔵見学を組み合わせたスペシャルイベント。


全国からご参加いただいた皆さまと、画面越しに“蔵”と“菌”と“未来”を共有する、あたたかな時間となりました。




■ 走る蔵元!五感に響くオンライン蔵見学



イベントの中でも特に印象的だったのは、
野田社長ご本人による走りながらの蔵中継!


あの広くて、静かで、それでいて生き物のように呼吸している蔵の空気感が、画面を通じて参加者の皆さんに届いたのではないかなと思います。









90年使い込まれた木桶、約400本の樽が並ぶ光景。
その中で育まれてきた菌たちは、いわば蔵の「命」。
「味噌は“作る”のではなく、“育てる”もの」
という野田さんの言葉には、味噌という存在への深い敬意と文化的な誇りが込められていました。








■ 参加者の声に、つながりの証


イベント後、たくさんの嬉しいメッセージをいただきました。
その一部をご紹介させてください。


「現地に行って大木樽を抱きしめたくなりました。」
「味噌蔵ごと、本当に我が家にやってきた!と感じました。」
「新しい木桶に、90年育った菌たちが移ると思うと、一年後が楽しみです。」



私がこのイベントでお伝えしたかった「ツナグ」という想いが、参加者の皆さんの言葉の中に生きていることが、とても嬉しかったです。







■ 暮らしの中で「育てる」味噌


今回仕込んでいただいた味噌は、
味噌玉製法という伝統的な豆麹を使った、愛知県の赤味噌です。







味噌玉は、一般には出回っていません。


菌は目に見えませんが、しっかり生きていて、働いています。


そしてこれから1年間、ご家庭の中で静かに熟成していくことでしょう。





木桶をお申し込みくださった方は、自宅の台所に“小さな蔵”がやってきた感覚かもしれません。
毎日の空気、気温、暮らしのリズムによって、世界にひとつだけの味噌が育っていきます。





■ 味噌でつながる未来へ


私たちは日々の暮らしの中で、何を伝え、何を残していけるだろう——
そんな問いを、味噌づくりというシンプルな行為から感じ取れるイベントでした。


伝統を知り、感じ、暮らしに取り入れる。
それは“過去”と“未来”を繋ぐ、静かで力強い文化活動なのかもしれません。





ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。


これからも、こうした“日本の伝統と暮らしの時間”を、ツナグことができたらと思います。








最後まで読んでくださりありがとうございました!



&LAB東京
安藤千英


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