見て美しい、食べても美味しい!練り切り和菓子とあんフラワーの教室
現在、教室は運営を休止しております。
6月18日は50代最後の誕生日であるとともに会社の1歳のお誕生日でもありました。
11年前に自宅で教室を始め、50歳の誕生日に開業届けを出して、
その7年後に協会設立、翌年に法人化しました。
個人事業としていたときよりも責任が重く、
慣れない会社経営をしながら、受験生のお弁当を作ったり、
(今年もまた作らないといけない😭)
プライベートと仕事の両方をこなすのは大変でしたが、
私より忙しいであろう夫が週末の家事一切を引き受け、
平日の家事は外注したりと周囲の手助けで何とか1年無事に迎えました。
広報・商品開発・広告宣伝・講師業・法務・材料・資材調達など
ひとり社長のやることはたくさん、
でも還暦近い体では無理ができないので(大病も患っているし)
疲れたらすぐに横になって、睡眠も1日7時間はとってゆるゆるやっています。
(若い時に起業していたらもっとガッツリやっていたのでしょうが)
家で家事や子育ての一切を引き受けてくれるお嫁さんがいる世の社長さんは
なんて恵まれているのでしょう!
こういうところで男女の格差を感じます💧
まあ、前述にあるようにうちは夫が家事に協力的なので
まだマシですが。
家のことを全く考えずに仕事だけに集中できればもっと色々なことが
できるのに、と思いつつも他と比べずに自分のペースでできるのも
この歳だからなのかも。(そもそも競合らしい競合もいないし)
思い立ったら深く考えずすぐに行動を起こすので
後で後悔することも多いのですが、
20人以上になった養成講座卒業生が講師として成長していく姿を
見てこれでよかったのだと自分に言い聞かせています。
そもそも起業した目的が他でもない女性が好きなことで収入を得てもらうことでした。
5年以上前に受けた取材で将来の目標を聞かれた時に
「雇用を創出したいのです」とその時は言ってからは
大それたことを言ったな、と思ってその記事については
誰にも言っていませんでした。
でもそれが現実となるとは、言霊ってあるんですね。
優秀な女性が多いのに子育てが一段落して再度仕事を始めようとすると
派遣の事務職だったり、誰でもできるパートだったり、
決して高くない時給で働く人が多い中、
自分のスキルを活かしてより高い時給で仕事ができたら
同じ時間を働いて倍の報酬をもらえたら
きっと好きなことにお金を使うのにためらうことがなくなるのでは
そう思って協会を設立してから2年間思ってきました。
これから法人化2年目、講師さんたちと協力し合って
ともに成長できればと思います。
そして今年はいよいよ海外で活動をすることに
(これも思い立ってすぐに決めてしまった)
年末にバルセロナで開催されるイベント、Manga Barcelonaの
日本パビリオンに出展する予定です。
Manga Barcelona 30 [2024]www.manga-barcelona.com
漫画の祭典ですが、日本文化好きのスペイン人が集まるので
その中でワークショップをするのが楽しみにです。
これからも和菓子を知ってもらえるようにがんばります✨
そして少しはプライベートに時間を持てるようにもなりたい!
最後にスタジオの入り口がわかりづらくて迷うゲストが多いので
前職でシンガポールに駐在したときの同僚のデザイナーさんにお願いして
建物の前の看板を新しくしました!
Simply Oishii Wagashi Schoolを全面に出しつつ、協会名を入っている
この看板、2年目のスタートにふさわしいのではと思っています。
海外経験を生かした欧米のおもてなし料理教室を経て2018年春からは和菓子教室を開講。日本サロネーゼ協会の練り切りアート認定講師として活動。また2019年より同協会のあんフラワー認定講師、2020年より和なはアートフード協会の認定講師としてあんフラワーのレッスンも開始。2023年10月より専用スタジオでレッスンを主宰。日本和菓子海外普及協会の代表理事もつとめる。