【蒸篭初心者さん必見】長く大切に使いたい!照宝の蒸篭の正しい使い方

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最終更新日:2024/3/27

大田区久が原の家庭料理教室MICHIKO's Cooking(東京都大田区)

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料理✖️コミュニケーションの専門家ー料理家・クッキングコミュニケーター 戸根みちこ

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【蒸篭初心者さん必見】長く大切に使いたい!照宝の蒸篭の正しい使い方
2025/4/14 19:44 UP

こんにちは。
料理家、クッキングコミュニケーターの戸根みちこです。 
最近、蒸篭(せいろ)を使ったヘルシーな蒸し料理に注目が集まっていますね。
 
私は「照宝(しょうほう)」の蒸篭をかれこれ20年近く愛用しています。
小さい頃から馴染みのあるお店だったのでこちらで購入しましたが、
インスタなどでも照宝の蒸篭を使われている方は多いですね。
プロの料理人から家庭のキッチンまで幅広く使われている信頼のアイテムです。
 
今まで15㎝と21㎝の蒸篭を2段で使用していましたが、
両サイズとも1段ずつ買い増しするために久しぶりに照宝さんの店舗に伺ったので、
店員さんとお話しした内容を元に
「せっかく手に入れた照宝の蒸篭、正しく使って長く大切にしたい!」という方のために、
初心者さん向けの使い方のポイントをまとめました。

照宝さんの店舗はこちら
 
 
 
 1. 調理前の蒸篭は「濡らさない」   
「蒸すから濡らしてもいいんじゃないの?」と思われがちですが、使用前に蒸篭を水に濡らすのはNGです。 
これは、蒸篭メーカーによっても指示が異なる部分なので、「照宝の蒸篭は」と認識してください。
(店舗で店員さんに確認した上で書いています。)
濡らすことを推奨している方は、濡らすことで焦げ付きを防げるというメッセージを
出されていることが多いですが、照宝の蒸篭は蒸気が上がった鍋の上に置けば
焦げ付かないように作られているそうです。
 
 2. 調理後の蒸篭は「洗わない」   
使い終わった蒸篭、油がついていたりするとしっかり洗いたくなりますが、これはNG。
食材のエキスや油は天然素材のコーティングになるので、ふき取るだけでOK。
風通しのいいところでしっかり乾かすのが大切です。
脂の多い肉を蒸すときは、クッキングシートを使うようにすれば
蒸篭に脂が直接つかないので安心です。
 
3.収納は風通しのいい場所で  
20年程前、初代蒸篭を買ったとき、実は派手にカビをはやしてしまった経験があります。
原因は、使用後の蒸篭をビニール袋に入れてしまっていたから。
 
蒸篭に取って湿気は大敵。
使用後は完全に乾かしてから、風通しのいい場所に収納することが大切です。
我が家では、コンロの換気扇カバーの上が定位置。
壁掛けにしている人もいますし、冷蔵庫の上に置かれている方もいますね。
とにかく密閉しない場所を探してください。
 
最後に:蒸篭は「育てる」道具です  
 照宝の蒸篭は、正しく使えば何年も愛用できる、まさに「育てる道具」です。
洗わないでいい調理器具なんてそうそうありません。
面倒くさそう、と思われがちですが、実はこんなに楽な調理器具はないのではないかと思います。
 
ちなみに照宝の蒸篭は、故障したら店舗に持ち込めば直してもらえます。
とはいえ、20年程使っても壊れたことがないので修理は未体験領域。
 少し手間はかかりますが、その分、使えば使うほど味わいが増していくのも魅力のひとつ。 
写真を見ていただくとよくわかるのですが、上から2段目が今回購入したもの。
その他の部分が20年近く使っているものです。
使えば使うほど味が出てくる
それが蒸篭の良さなのです。
 
これから蒸篭ライフを始める皆さんも、ぜひ正しい使い方をマスターして、美味しい蒸し料理を楽しんでくださいね。  
 
 
今回ご紹介した商品、リンクご紹介しようと思いましたが
ネットだとずいぶん高値になっているようです。
店舗ですと、杉製の一番リーズナブルなものは
15㎝が1段750円
21cmが1段1100円
程度でしたので、横浜中華街に行ける方は実際に手に取ってみるのがおススメ。
蒸し板を使えばお手持ちの鍋で蒸篭が使えます。
 
北陸アルミ 中華セイロ受け台 24cm (対応中華セイロのサイズ 外径10~21cm) 軽量 アルミ 日本製 お使いのフライパンや鍋で中華セイロ 蒸しプレート セイロ台 フライパンに乗せる蒸し器 受け皿 フリーサイズ 国産 蒸籠 アルマイト加工 A-2273 Amazon(アマゾン)    
 

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先生情報
戸根 みちこ
戸根 みちこ
料理家   東京都出身

料理家・圧力鍋料理研究家
大田区久が原の家庭料理教室、MICHIKO's Cooking主宰。
どんなに忙しくてもおいしい料理があれば家族が笑顔で元気になることに喜びを覚え、料理の道に進む。
普段使いの材料で気負わず作れて、おいしく美しく、体にいい料理を提案。
主婦目線で作りやすい料理が好評で、企業・雑誌向けのレシピ開発やワークショップ講師、コラム執筆、テレビ出演など幅広く活躍している。


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