大田区久が原の少人数制家庭料理教室。普段使いの料理からおもてなしまで。駐車場有。
こんにちは。
料理家、クッキングコミュニケーターの戸根みちこです。
春、風が強い日が多いですね。
花粉からも紫外線からも、飛んでくる何もかもから顔を守りたい私は、
普段のお出かけでは帽子が必需品です。
風の強い春先は、飛ばされにくいキャップを被るのが定番。
今まで飛ばされたことのないキャップでしたが、
先日、国道沿いを歩いていた時に突然ビューッと吹いた突風に、
私の帽子が宙を舞い、そのまま国道の真ん中へ……!
「さすがにあれは無理だな…。お気に入りだったけど、さよなら私のキャップちゃん…。」
と立ち尽くしていたら、後ろから
「飛んじまったな」
と男性の声。
え、幻聴!?
と思ったら、声の主登場。
「ちょっと待ってな、取ってきてやる」
と、登場したおじさま。
信号が赤になったのを見計らって、さっと道路に入り、あっという間に帽子を拾ってきてくれたんです!
「ほらよ」
と言って、そのまま颯爽と去っていく姿。
なんてお優しい。人の温かさに触れて、春の日差しさながら気持ちもぽかぽかになりました。
そんな春ですが、もうひとつ嬉しいエピソード。
先日、カリフォルニアから来日された5人家族に、うどん作りのレッスンを行いました。
元気な3人のお子さんと、優しいパパ&ママ。
カリフォルニアでは日本料理を食べるところが色々あるそうで、
「ラーメンよりうどん派!」という子がいたり
「うどんよりラーメン派!」という子がいたり。
最初からにぎやかで楽しい空気。
でももちろん、手打ちうどんは初挑戦。
小麦粉をこねて、のばして切って…
「これ、本当に自分たちで作ったの!?」とびっくりしながらも、
最後は笑顔で「This is the best udon I've ever had!!」と。
先生冥利に尽きる言葉です。
子どもが言ってくれる言葉って嘘がないから、より一層うれしい♡
最後にお出ししたいちご(あまおう)にも大感激。
「It’s like candy!」
「These strawberries are nothing like the ones in the US!」
と感動してくださり、
そうでしょそうでしょ、日本のいちごはスペシャルだからね、と胸を張る私。
いちご農家の皆様、すばらしいいちごを作って下さりありがとうございます。
外国の方向けレッスンは、国際交流ができて様々な国の価値観に触れたり
日本の魅力を聞けたりするのでとっても楽しみにしているものの一つ。
最近は、レッスンの開催リクエストをいただくことが増えてきました。
私ひとりでは対応しきれないときには、
リトルコックこども料理教室の認定講師の中で、
英語対応ができる方に協力をお願いすることもあります。
こうして、認定講師の皆さんにお仕事をお願いできるようになったことも、
この春の嬉しい出来事のひとつです。
春は天気がジェットコースターのように変わったり、 生活や環境が大きく動く時期でもありますが、 そのぶん、新しい出会いや出来事にワクワクする季節でもありますね。
来週は、今年度初のMICHIKO’s Cooking のレッスンもあります。
スプリングラムを楽しむレッスン。
気になる方は公式LINEからお申込みください。
料理家・圧力鍋料理研究家
大田区久が原の家庭料理教室、MICHIKO's Cooking主宰。
どんなに忙しくてもおいしい料理があれば家族が笑顔で元気になることに喜びを覚え、料理の道に進む。
普段使いの材料で気負わず作れて、おいしく美しく、体にいい料理を提案。
主婦目線で作りやすい料理が好評で、企業・雑誌向けのレシピ開発やワークショップ講師、コラム執筆、テレビ出演など幅広く活躍している。