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神話の浜・志賀島から生まれた本|明日『&RAW VEGAN Step1』発売
安藤千英 先生のブログ 2025/6/14 10:59 UP-
【いよいよ明日発売📘】
『&RAW VEGAN Step1』——わたしの食の原点から始まった本です
明日、ついに私の初めての書籍
『&RAW VEGAN Step1 〜 ローフードの教科書』が発売になります。
【世界初・医学エビデンス掲載のローフード本】
Kindle先行リリース
『&Raw living〜ローフードの教科書』
がKindleにて先行発売となります!
▶︎ https://amzn.to/4kWKtxU
冊子(ペーパーバック)は6月18日の発売です!
この本には、発酵やローフードという“食の力”と、日々の暮らしを見つめ直すヒントをぎゅっと詰め込みました。
でも、実はその根っこにあるのは、もっとずっと昔から、私の中に流れていたもの。
それが、福岡・志賀島の実家での時間でした。
🌊 神話と古墳、海人の記憶が息づく場所
― 満帆荘という“原点の地”から
福岡市の東にある小さな島・志賀島(しかのしま)。
その東側にひっそりと広がる「舞能ヶ浜(まのうがはま)」の前に、私の実家である旅館「満帆荘」はあります。
浜辺の旅館満帆荘
志賀島 満帆荘 ~しかのしま まんぽそう~当店は、志賀島(しかのしま)の西端に位置します。玄界灘のすばらしく雄大な景色を見ながらの贅沢な時間。 潮の香漂うくつろぎと癒しの空間で、自慢の活魚料理を ご堪能いただけますmanposo.storeinfo.jp
ここはただの浜辺ではありません。
かつて神功皇后が三韓征伐へと向かう際、戦勝祈願の舞を捧げたと伝わる神話の舞台。
その後ろには、志賀海神社の元宮とされる沖津宮が海に浮かび、振り返れば、海人・安曇族の首長が眠るとされる中津宮古墳の小高い丘が見えます。
志賀島は、安曇族の出発点。
彼らが拡げた文化や信仰は、長野の安曇野、滋賀の志賀郷、各地の“安住”という地名にもその名残が見られます。
いま私たちが立つこの地から、日本中へと“海の民”の物語は広がっていったのです。
子どもの頃から見慣れたこの風景が、実は日本神話と歴史の交差点だったと気づいたのは、大人になってからのことでした。
⛩ 志賀海神社と「君が代」の原型
島の入り口に鎮座する志賀海神社は、海の神「綿津見三神」を祀る総本社。
古くはここから日本中の海人文化が広がったとされます。
毎年行われる「山誉め祭」では、なんと日本の国歌「君が代」と同じ一節が神楽歌として歌われるのです。
そんな歴史の息吹の中に、満帆荘は佇んでいます。
昭和20年代に海の家として始まり、幾度も荒波を越えてきた家族の場所。
そして私が「命をいただくことの尊さ」に出会った原点の地でもあります。
📖 この本に込めたもの
&Raw living Step1ーローフードの教科書: 医師監修エビデンス、理論とレシピで始めるローフード入門 &Raw Wellness シリーズ (&wellness kitchen collection) Amazon(アマゾン)
『&RAW VEGAN Step1』に込めたのは、
「食べることで、整う」
「自然の循環の中に、自分を置く」
そんな感覚を、見て・食べて・感じてもらうこと。
そしてその原点は、間違いなくこの満帆荘と舞能ヶ浜にあります。
明日、本のページをめくった先に、きっとこの風景が広がっていると感じていただけたら嬉しいです。
🏯 浜辺の旅館 満帆荘について
📍 福岡県福岡市東区志賀島・勝馬
🌊 目の前は神功皇后ゆかりの舞能ヶ浜
🗿 沖津宮・中津宮古墳・志賀海神社すぐ
🏠 昭和48年創業、幾度の震災を乗り越え復活した家族旅館
神話と歴史、そして家族の物語が交差する場所で
今日も静かに波音が聞こえています。
先生情報 |
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安藤千英 |
渋谷区神宮外苑前にてレッスン開催中! ローショコラティエ協会本校 料理教室&LAB東京主宰 クスパ公認インスタアンバサダー ELLEgourmet専門料理家 わかさ出版web”カラダネ”、発酵美、オリーブオイルライフなどコラムやレシピ執筆 現在までに40冊の本や雑誌に掲載 ローショコラティエ協会代表理事 ローフード国際プロデューサー 発酵専門家として活動中 プロフィール詳細をみる |