代官山イルプルー・シュル・ラ・セーヌのお菓子とおもてなし料理中心の少人数制の教室です。
現在、教室は運営を休止しております。
「ガレット・デ・ロワ」はキリスト教の公現祭のお菓子です。
陶器で作られる小さな人形「フェーヴ」が隠されたケーキで有名ですよね。
パイ生地にアーモンドクリームが入って日本でも新年の頃にケーキ屋さんでお目にかかれます。
「ガトー・デ・ロア・ヴニーズ」はそのイタリア版。
ベニスの公現祭のお菓子です。
こちらは、とうもろこし粉が入ったバターケーキの生地に、レーズン、ドレンチェリー、アンゼリカ、キルシュ漬けパイナップルなどのフルーツのコンフィが彩ります。
そのままでも充分美味しいのですが、ちょっと温めると優しい味わいが更にふくよかになって、何だか懐かしさを感じます。
粗挽きと細挽き両方のとうもろこし粉が入るので、そのザックリした食感がまた心地よく、ミルクティーと一緒に頂くととっても幸せな気分になります。
新年とはいわず、一年中食したい焼き菓子ですね。