「料理は苦手、と言える自由の尊さ。」コロナ以前の話になるけれど、こういう仕事をしている...

この投稿をInstagramで見る 「料理は苦手、と言える自由の尊さ。」 コロナ以前の話になるけれど、こういう仕事をしていると、プラス、そそっかしい性分だと、一定の間隔で病院のお世話になる。火傷とか、包丁で深くザクッと、とか。 小さい怪我は日常茶飯事だから病院には行かない。つまり、病院に行くときはそれなりに「やっちまった！」レベルの怪我の時に限る。 そんな迷惑千番な私に、病院の先生や看護師さんは、とても丁寧に対応し下さる。そして必ず聞かれる。 「一体何をしたらこんな怪我になるの？」 そうして、料理教室をやっていることを話すと、何故か毎回、そこから話が盛り上がる。 そういうなかで、看護師さんの数人から言われたこと。 「私、料理は本当に苦手。嫌い。出来るならしたくない。仕事にしてるなんて偉いねえ。本当は料理、しなくちゃいけないんだけどね。」 いえいえいえいえ。 医療に従事するという尊いお仕事の方が、料理をする時間が無いなんて、過ぎるくらい、当然のことだと思う。 それに、常々思う。 料理は、したい人、できる人が、したい時、できる時にすればいい。 洗濯板で洗濯をしなくても、罪悪感を感じる人なんてほぼいないのに、何故料理は、しないとだめ、という罪悪感になるのだろう。 誰にでも得手不得手はある。 それでも生きていれば、生活は、食べることは、続いていく。延々と。 そこに無理をしたら、誰だって嫌になるし、辛いのは当たり前。だからこそ、 料理なんか嫌い。 そう言える自由は大切だし、尊いと思う。 そうして、看護師さんたちと話していると、 「料理は嫌いだけどね、食べることは好きなの。特にタイ料理は大好き。」 なんて、嬉しいことを言って頂けたりする。 うちの教室は、生徒様は何もしない、がスタンダード。座って、お茶を飲みながらタイ料理を学んで、食べて、飲んで、リラックスする。 それでもし、 美味しい！また食べたい！ と思う気持ちが、 自分でも再現したい、作ってみたい。 そこに繋がれば、それを最大限に活かせるレシピを提供していきたいし、 自分では作らない！ がスタンダードなら、その瞬間、思いっきりリラックスして楽しんで、それが明日の活力に繋がれば、こんなに嬉しいことはない。 日々、料理をして、料理を教えているからこそ思う。 しなければならない料理なんて、ない。 もし、そんな気持ちでしてるなら、笑顔で放り投げてしまおう。 この時代、いくらでも代替案はあるのだから。 料理は、したい人が、したい時に、すればいい。 MieLaboは、そんな気持ちに寄り添っていきたい。 #レッスン再開します#芒種#豚キムチ#香味冷奴#昼ごはん #food #mielabo成城サロン #MieLabo #料理教室 #クスパ #千歳烏山 #成城学園前 #世田谷 #おうちごはん #毎日のご飯#料理 #料理好きな人と繋がりたい #cooking#ゆるんふる#cookingram #手作り #キヨエ#キヨエオリーブオイル #丁寧な暮らし #天然生活
Mie Yukiyoshi(@mieyukiyoshi)がシェアした投稿 - 2020年Jun月14日am3時20分PDT