季節の酵母・八重桜酵母がはじまりました。最初は「食パン」「カンパーニュ」から

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最終更新日:2023/5/23

天然酵母パン教室「わかば工房」(酒種・自家製・ホシノ)(埼玉県富士見市ふじみ野西)

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季節の酵母・八重桜酵母がはじまりました。最初は「食パン」「カンパーニュ」から
2023/4/15 4:38 UP

今年も、八重桜を入手して桜酵母を仕込みました。 毎年作るわけではなく、
ちょうどよいタイミングで実家へ行くと
摘んで持ち帰り、作る酵母です。   八重桜 ちょうど満開の時期。 枝を折る前に、まずは写真におさめておきました。   帰ってから、虫出しも兼ねて、広げたら花と若葉を摘みます。 今までじっくり見たことがなかったのですが、
こんな花があることに気づきました。↓ 桜の中心にさらにつぼみがあるのです。
調べると、二段咲きといって、外側の花が終わった後にもう一度咲くのだそうです。 ザルにめいっぱいのふわふわの桜。
このまま眺めていたい(笑) ボウルにためた水に優しく入れて、
2度ほど水洗いしてから瓶に詰めます。 これもこのまま眺めていたい(笑)   1瓶にぎゅーぎゅーに花と葉を入れたたため、途中、エキスまで溢れてきて大変なことになりまして・・・あきらめて途中から2瓶に分けました。
ま、小さじ半分程度のお助けレーズン酵母はありましたが、それにしてもひと晩でシューシューくるとは思いませんでした。
溢れ出たエキスは戻さずに(ココ大事)、まだ発酵は浅いですが元種を起こしてみたら順調に発酵して、あれよあれよと元種完成。 これで安心してパンに使えます。     「食パン」HB焼き   まずは「食パン」から焼くことにしました。   スライス前の様子はこちら。↓
はい、
おなじみのこのカタチはホームベーカリー(HB)焼きです。   私が2階に行っていた間に焼成モードになり、
上にまで届くほど「桜餅」の香りが家中に充満していました。 桜の香りを残すため、元種だけでなく、液種も使ったのです。
具体的には、液種を水分の半量ほど加え、
かわりに、元種はいつもの半分でセットしました。 ちょうどよく発酵もすすみ、途中で発酵延長したりもせず、
最後までおまかせで焼き上がりました。
焼き色もちょうどよかったですね♡       「カンパーニュ」   次に焼いたのは「カンパーニュ」
ん、これも定番です。   元種に全粒粉が入っているので
やや茶色みがかった素朴な内層です。   食パンと同様、液種併用しているため、
こちらもオーブンに入っている間ずっと
桜餅のおいしい香りが漂っていました。 (焼き上がったあとは、スライスするまであまりにおわないんですよね)   サンドイッチにもちょうどよいし、
せっかくの桜酵母なので、あんこのせてそれこそ桜餅感覚で食したいです。   おまけ。
葉っぱの泡ぶくをアップでどうぞ。   春が終わらないうちに、
もう少し桜のパンを焼こうと思います。   つづきはこちら↓ https://diary2.mariko.biz/2023/sakura-yeast-bread2/    

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先生情報
上田まり子
上田まり子
家庭製パン研究家 パン教室主宰   埼玉県出身

1997年の出産を機にパン作りを独学ではじめる。
同時にホームページにて自己流のレシピを公開。その後通信教育などでさらにパンを学ぶ。ホームページやパン作りの活動が縁で、レシピ提供および書籍の執筆を行う。現在は自宅での天然酵母パン教室を主軸に、パン作りの楽しさを伝えている。


教室からのお知らせ

2023/5/23

「自家製酵母はじめてレッスン」
6/1木・6/3土 開催 

・・・・

自家製レーズン酵母の起こし方から、パンを焼き上げるまで。
1回完結型の、自家製酵母はじめてさん向けのレッスン受付中です。

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