上質で胃にも優しく、美味しくヘルシー中華料理コースを先日いたしました。今回は紹興酒が合うメニューなので、美味しい紹興酒といただきました。
1品目は「あわびと牡蠣のクリーム煮}
難しそうに見えますがあわびの水煮缶を使っているので、非常に簡単です。とろりとしながらしつこくなく、旨みとほのかな甘みのあるあとを引くような美味しいソースがたまりません。「絶妙なお味~」と喜んでいただけました。あわびではすぐにリピできないので、普段使いにもできるように、さっと火を通した生食用の牡蠣もレッスンでは取り入れました。普段の食卓だったら牡蠣で、これぞというおもてなしやお祝いの席だったら鮑、両方入れるのも味の違いがあって楽しいという、いろいろな選択肢のあるレシピになっています。
2品目は「黒毛和牛、京筍、有機ピーマン、インカのめざめの青椒肉絲」
家庭で作られる鉄板中華メニュー青椒肉絲ですが、上質な材料で構成し、下味やソースにこだわり、おもてなしにも使えるごちそう青椒肉絲です。黒毛和牛の旨み、ほっくりした京都直送の筍の食感と筍本来の味、緑の濃い有機ピーマンもそれぞれ美味しく、色味のために入れた黄色は、使いがちな黄パプリカでなくしゃきっとさせたインカのめざめを使用。これらを市販のソースで作ったら台なしですよ~。難しくなくて混ぜるだけで美味しいソースで別格の一品になっています。
3品目は「香港風海鮮入り粥 5種トッピング添え」
香港に行くと楽しみなのがお粥さん。朝粥、たまらないですよね~。おうちで作れちゃいます。スープは手羽からとった簡単にできる鶏ガラスープにさらに他の出しも加えて深みのあるお味。それで炊いた花の咲いた状態のアツアツお粥を生食用の鯛やホタテにかけていただきます。一口食べただけで「美味しい~」と皆様から声が上がりました。揚げパン代わりのニンニクやカシューナッツを揚げたもの、ザーサイ、ピータン、香菜などの5種類のトッピングも添えていただきます。このお粥、残ったら冷蔵保存してチンして食べても美味しいので、たくさん作ると重宝です。日本のお粥はちょっと淡白すぎて物足りなかったりしますが、とても物足りあります!海鮮の火の通り方もばっちりです。生で食べていいものにちょっとだけ火を通して生っぽさをとる食べ方は、私が好んでやる調理法なんですよ。
デザートは「豆花ブランマンジェ 黒ゴマソルベ添え」
最後の最後まで美味しいですよ!
豆乳と生クリームで作ったブランマンジェの上には、黒ゴマのフレーバーとザクザクの食感が嬉しい、いかにも体に良さそうなソルベが載っています。とろんとザクッ、黒ゴマの攻めの味をほんわか柔らかくブランマンジェが受け止めて、何ともいいバランスです。こんな中華デザートがあったらいいなという思いで作ったデザートは、エリゼオリジナルのシンガポールの工芸茶入り八寶茶と美味しくいただきました。
「すごくバランスがいいコース内容」「すぐにおうちで作りたいメニューです」「今日も美味しかったです」と喜んでいただけました。
私自身大好きで何度も作りたいコース内容、喜んでいただけて、よかったです~。お腹いっぱい、心も満たされて、幸せ。美味しいものを食べる幸せをお届けできたら嬉しいです。
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高校と大学の間に、オーストラリアに1年ホームステイ留学。州知事宅等にステイし、ホームパーティー料理や西洋スタイルの料理に開眼する。
大学卒業後、大手料理学校や個人料理教室に通う。3年在住したパリでは、コルドン・ブルーや個人のパスカル・アルマーニ氏に学ぶとともに、
星付きレストランからビストロまで食べ歩き、舌と美意識を鍛える。世界40カ国を食べ歩いたグルメ経験を活かした各国料理教室を主宰。